シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>人気ドラマシリーズ「プリズン・ブレイク」の主人公マイケル・スコフィールド役で、文字通り、大ブレイクしたウェントワース・ミラーが、最新作『バイオハザードIV アフターライフ』に出演した感想を語ってくれた。

  今回、ウェントワースが演じたのは、オリジナルのゲームでもおなじみのクリス・レッドフィールド。実は、これまでゲームも、映画も観たことがなかったとい う彼は、手にした脚本を見て驚いたという。「『ここからの脱出方法を知っている』ってセリフが最初に目に入ったんだ。正直、本当にびっくりしたよ(笑)」 ミラーが言う通り、本作での彼は、とらわれの身となっているところから始まる。ドラマのファンには、ワクワクするような登場だ。「最初は、ちょっと、抵抗 もあったんだけれど、確かにドラマのファンは、きっと僕の登場にワクワクしてくれると思った。それと同時に、ドラマを観たことがない人も、それはそれで受 け入れてくれるはず。そう考えたら、悪くはないなって思えたんだよ。」と、オファーを受けた理由を語ってくれた。


 しかし、今回の相手は凶悪な囚人ではなく、凶悪なゾンビたち。現場で初めてゾンビと対峙(たいじ)したときの感想を聞くと、「初めてゾンビたちを 見たときは、メイクとはわかっていても、あまりにもリアルでちょっと怖かった」のだそう。「ランチタイムに悪そうな男たちが、たくさんいるのは、もう見な れていたけれど、たくさんのゾンビたちが楽しそうにランチしているのを見るのは楽しかったよ!」と笑いながら、本作の楽しそう(?)な現場の様子を振り 返った。


 「プリズン・ブレイク」も無事に終了して、新たなキャリアへと、第一歩を踏み出したばかりのミラー。ドラマの共演者たちは、今どうしているのだろ う?「実は、スクレ役のアマウリーとは、この前電話で話したばかりなんだよ。彼は今、テキサスで新しいプロジェクトを始めているみたいなんだ。もちろん自 分も含め、みんなのこれからの幸運を祈りたいよね」と、ほほ笑んだ。


 「24」のジャック・バウアーを演じたキーファー・サザーランドをはじめ、ドラマで人気を集めると、役のイメージから抜け出すのが大変そうだが、 そういうプレッシャーとは、ウェントワースは無縁のようだ。「とにかく今は、いろいろな役に挑戦していきたいんだ。今回のように、マイケル・スコフィール ドを生かしたような役柄も楽しいし、ミュージカルなんかも面白そうだよね。どんな役でも、自分を信じて頑張っていきたい」と語るミラーの目はこれからの役 者としての未来に向けてキラキラと輝いていた。



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