シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>1990年にアカデミー賞名誉賞を受賞したイタリアの大女優、ソフィア・ローレンが14日、世界的に顕著な業績を上げた芸術家に贈られる、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したことが発表された。ソフィアは演劇・映像部門での受賞となる。
>1990年にアカデミー賞名誉賞を受賞したイタリアの大女優、ソフィア・ローレンが14日、世界的に顕著な業績を上げた芸術家に贈られる、高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したことが発表された。ソフィアは演劇・映像部門での受賞となる。
「イタリアの太陽」ともたたえられ、約60年間女優として活躍し続けるソフィア。過去にもアカデミー賞だけでなく、カンヌ、ヴェネチアなど世界の映画祭で数々の賞を受賞してきた大女優だ。最近は、今年3月に公開された映画『NINE』でその圧倒的な存在感を示していた。
今回ソフィアが受賞した高松宮殿下記念世界文化賞は、財団法人日本美術協会によって1988年に創設された賞で、毎年、絵画をはじめ彫刻、建築、 音楽、演劇・映像の各分野で世界的に実績を残している芸術家に授与されるもの。ソフィアは見事、演劇・映像部門での受賞となったが、同部門ではこれまで、 アッバス・キアロスタミ監督やケン・ローチ監督、ジャン=リュック・ゴダール監督らが受賞しており、世界の巨匠たちと肩を並べることとなった。
また、絵画部門ではエンリコ・カステラーニ、彫刻部門はレベッカ・ホルン、建築部門は伊東豊雄、音楽部門はマウリツィオ・ポリーニがそれぞれ選ばれた。現在75歳のソフィアだが、まだまだ現役としてわれわれを魅了してほしい。