映画.com ニュース ]より(以下一部抜粋)


>2008年に俳優業引退を発表し、ラッパーに転向したホアキン・フェニックス に密着したドキュメンタリー映画「アイム・スティル・ヒア(原題)」で監督を務めたケイシー・アフレック が、これまでの主張を一転。米ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、メディアを騒がせてきたフェニックスの奇行は、同作のための演出でありパフォーマンスだったと明かした。


フェ ニックスは、俳優引退を表明したころから、映画のプロモーションのために出演したトーク番組でだんまりを決め込んだり、ライブで観客にキレたりといった奇 行が目立つようになった。一方で、本作の撮影が同時期に行われていたことから、すべて演出ではないのかという噂がつねに囁かれていた。


ア フレック監督は、これまで一貫して本作が“モキュメンタリー”ではないと反論してきたが、ここにきて仕掛けを公表。「ひとりの有名人の崩壊を先入観なしに 描く」ために必要な策略であり、「ホアキンの一世一代のパフォーマンスだった」と語った。アフレックによれば、フェニックスのエージェントもほぼ2年に及 んだ今回の壮大なジョークの仕掛人のひとりで、フェニックスにはすでに俳優復帰作の話もあるという。


なおフェニックスは、一連の奇行の発端となったトーク番組「レイトショー・ウィズ・デビッド・レターマン」の9月22日の放送に生出演することになっている。



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