> 18日、丸の内ピカデリーにて、映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-』の初日舞台あいさつが行われ、劇場版に新キャラクターとして登場するデカルト・シャーマン役に挑んだ俳優の勝地涼、宮野真守、 三木眞一郎、吉野裕行、神谷浩史の声優陣、そして水島精二監督が登壇した。
映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-』ギャラリー写真
舞台上には初代のRX-78からダブルオークアンタまで歴代5機のガンダムが描かれた巨大バナーが掛けられ、会場に詰め掛けたファンからは、異様 なほどの熱気が伝わってくる。そんな中で始まった舞台あいさつ。俳優として数々の作品で個性的な役柄を演じてきた勝地は、日本を代表する超人気アニメ作品 で声優を演じたことについて、「ガンダムという歴史ある作品に参加できて幸せです」と緊張気味に話す。また最初はかなりのプレッシャーがあったらしく「声 優さんの中に、一人役者がいて、セリフや息づかいが難しく、なんか棒読みになっちゃってるんじゃないか……って意識しちゃいました」と当時の苦労話を話す が、周りの声優陣からは「上手かったよ、棒読みになんかなってないよ!」と優しい言葉が。すると「僕が演じた役は、映画から登場するキャラクターなので、 自分の中でイメージを膨らませて演じました。この映画にかかわれて、00 (ダブルオー)の大ファンになりました」といつものさわやかな笑顔を見せた。
刹那・F・セイエイ役の宮野は「やっと00 (ダブルオー)の集大成を見てもらえる日がやってきました。この作品は“今までにない”というのがキーワードになっています。とてもスケールの大きな作品 なので、未来に向けて人類がどう向かっていくか……などを感じとってもらえたらうれしいです」と力強く見どころを語ると、他の声優陣からも、「ガンダムと いう作品に参加できたこと、ファンの力によって00 (ダブルオー)が映画版としてスクリーンにたどり着くことができたこと」に対する感謝の気持ちが相次いだ。
本作は、テレビアニメ「機動戦士ガンダム00」セカンドシーズン放映終了から2年後の西暦2314年を舞台に、人類の危機が訪れていることを知ったガンダムマイスターたちが、最後の戦いに挑む物語。
映画『劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー) -A wakening of the Trailblazer-』は全国公開中