ザテレビジョンより(以下一部抜粋)
> 映画「劇場版 機動戦士ガンダム00 (ダブルオー)-A wakening of the Trailblazer-」の初日舞台あいさつが18日、都内で行われ、メーンキャストの宮野真守、三木眞一郎、吉野裕行、神谷浩史、勝地涼と、水島精二監督が登壇した。
同作は、TBS系列で放送されたアニメ「機動戦士ガンダム00」('07~'09年)の完結編となる劇場版。TVシリーズから2年後の世界を舞台に、主人公の刹那・F・セイエイ(声・宮野)たちガンダムマイスターが、最後の戦いへと向かう姿が描かれる。
主人公、刹那・F・セイエイの声を演じた宮野は「やっとダブルオーの集大成である映画を皆さまに見てもらえる日が来ました。ガンダムシリーズの中 で、異星体と戦うという、今までにない設定の中で、スケールの大きさ、疾走感、スピード感など、いろいろなものが感じられる作品になっています」と意気込 みを語り、さらに「TVシリーズでキーワードとしてあった“来るべき対話の日”を迎えたとき人類はどうなるか、という人間ドラマにもなっているので、心情 や気持ちの流れというものを皆さまに感じ取っていただければと思います」と見どころを明かした。
ティエリア・アーデ役の神谷は「“ベーダの一部となり、みんなを見守ることにしよう。来るべき対話のときまで”。ティエリアが言っていた“来るべき 対話の日”が、きょう来ました。今回、劇場版をご覧になって思った感想を、友達同士で話しあっていただけたら、本当にうれしいです」と、自身が演じた役の せりふを交えながらあいさつし、集まったファンを喜ばせた。
劇場版に登場する、地球連邦軍大尉のデカルト・シャーマン役を演じた勝地は「ガンダムという歴史ある作品に参加できたこと、本当に幸せに思います。 最初(出演が)決まったときは、正直プレッシャーでした。声優さんの中に1人だけ役者が入るというのは“どうなんだろう?”と思いましたし、アフレコ中も どれだけ感情を込めても、棒読みに聞こえてしまったり、息遣いなんかもすごく大変でした」と収録中の苦労を明かした。
最後に、宮野は「キャスト発表から数えて4年間、ファーストシーズン、セカンドシーズン、劇場版とあって、今初めてすべてを通しての最終回を迎えて います。ファーストシーズン、セカンドシーズンの最終回のときは“次があるから集中力を切らさずに戦おう”という気持ちを持っていました。その思いの集大 成がこの劇場版です。言葉では言い表せない感慨深いものがあります。皆さまも、思い残すことなく、しっかりと彼らの生き様を見届けてください」と、熱く締 めくくった。