デイリースポーツ より(以下一部抜粋)

ダウンタウンの浜田雅功(47)が俳優・濱田雅功として主演するテレビ朝日・ABC系のドラマ「検事・鬼島平八郎」(10月22日スタート、金曜、後9・ 00)にビートたけし(63)がレギュラー出演することが27日、明らかになった。2人が役者として共演するのは初めて。バラエティーでの共演もめったに ないだけに濱田は「どんな感じになるのか本当に楽しみです」と期待に胸を膨らませている。

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 ビートたけしとダウンタウンの浜田というお笑い界のビッグネーム2人のドラマでの共演が初めて実現する。バラエティーでも「いつだったか覚えていな い」(浜田)ほどさかのぼるという貴重な2大スターの共演。9年ぶりに連ドラ出演する“俳優・濱田雅功”が、笑い抜きで大物と対決する。

 「浮浪雲」(90‐91年放送)以来19年ぶりの連ドラ出演となるたけしが演じるのは、濱田演じる新人検事・鬼島が政界の巨悪を暴くために追う事件のカ ギを握る謎の男・安東正親(まさちか)。敵か味方かも分からないという設定で、たけしの怪しさが際立つ役柄となっている。

 同作はABC創立60周年記念ドラマ。「かつてない2ショットを」というスタッフの情熱が実を結び、たけしの出演が決まった。

 現場での顔合わせはまだ実現していないが、濱田は今月中旬に番組収録中だったたけしの楽屋を訪問。あいさつを済ませた。濱田は「あえてドラマでの共演というのは、どんな感じになるのか本当に楽しみです」とかつてない化学反応を期待している。

 キャストはたけし以外にも、鬼島と対立することになる政界のドン・橘寛二役に松方弘樹(68)、検事総長・山岳法徳役に古谷一行(67)、東京地方検察 庁の検事正・敷島康広役に石橋凌(54)とくせ者ばかりがズラリ。今やバラエティーでは敵なしの濱田がこの猛者たちとどう立ち向かうか注目されそうだ。