[映画.com ニュース]より(以下一部抜粋)
> 大ヒット映画「インセプション 」を手がけたクリストファー・ノーラン 監督による直筆のメモが公開された。同作は、他人の夢に入り込みアイデアを生み出す犯罪チームの活躍を描くSFサスペンスで、クライマックスでは夢の複数の階層が並行で描かれる展開になるため、ストーリーについていけなくなった人も少なくない。
そんななか、ノーラン監督が「インセプション 」の脚本執筆のために用いた図が公開された。アメリカで発売された「インセプション 」 の撮影用台本「Incepition: The Shooting Script」に掲載されたもので、犯罪チームが夢の4階層を行き来するプロセスがタイムラインに沿って描かれている。鉛筆で描かれた図には、メモや書き 直しのあとがいたるところにあり、ノーラン監督がいかに周到にパズルを作り出したかが分かる。台本には、「インセプション 」のアートワークやストーリーボードの抜粋のほかに、実弟で脚本家のジョナサン・ノーランがインタビュアーを務めた兄弟対談も掲載されている。あいにく全文英語だが、「インセプション 」のファンなら挑戦してみる価値があるだろう。