MovieWalkerより(以下一部抜粋)
>少し前ならば『レオン』(94)のナタリー・ポートマン、最近では『つぐない』(07)のシアーシャ・ローナンなど、スクリーンのなかで鮮烈な印象 を放つ少女たち。そんな若きミューズの新たな顔になりそうなのが、カタリナ・ヴァレンシュタイン。『コロンブス 永遠の海』(07)などで知られる、マノエル・デ・オリヴェイラ監督の最新作『ブロンド少女は過激に美しく』(10月9日公開)で、ヒロインのルイザを演 じる期待の新星女優だ。
今年で102歳を迎えるポルトガル映画界の大巨匠・オリヴェイラ監督が見出しただけに、その才能は折り紙つき。豊かなブロンドの髪をそよがせ、物憂 げな表情で主人公の心を瞬時に奪ってしまうシーンなどは存在感抜群だ。また、時に純粋無垢、時に小悪魔的な言動を繰り返しては、彼の人生を大きく狂わせて しまう、危険な二面性を巧みに体現する演技力には脱帽するしかない。