>日、広島県警察学校にて、映画『SP 野望篇』に出演する岡田准一、堤真一、松尾諭、神尾佑の4名が、1日教官の要請を受け、就任式を行った。警察学校内の講堂には、全校生徒およそ110人が 集結。『SP』メンバーたちが10月に警察学校に入学したばかりの初々しさを残す生徒たちに、熱い声援を送った。
教官の「気をつけ!」の号令で緊張感に包まれた講堂。石川校長が「こんな有名な方が同時に4名も来ていただけるのは広島県警察学校としては初めて のことですし、おそらく最後になるのではないかと思っています」と『SP』メンバーたちに感謝の言葉を送ると、「この場に立てて光栄です」とすかさずコメ ントした岡田。「これからの子どもたちにも、そう思ってもらえるような警察官になってください」と生徒たちにエールを送った。また、テレビドラマ時代から 見事なチームワークで、数ある困難を乗り越えてきた第四係のSP・井上を演じた岡田に、生徒から「チームワークの秘訣は?」と質問が飛ぶと、「いろんな人 がいることを認めること。その人のために何ができるか考えることだと思います」とアドバイスした。
そのほか、「世の中に出ると理不尽なことに出会うと思いますが、今の志を忘れずに学んでいってください」(堤)、「これだけは守りたいというモノ があれば、警察官としてだけではなく人として成長できると思います。ぜひ、守りたいモノも見つけて、警察官になってください」(松尾)、「父親が警察官 だったこともあり、その職務の大変さというものを肌で感じております。社会に仕えているということを忘れずに、もっと国をいい方向に導いていって下さ い」(神尾)とそれぞれ未来の警察官にメッセージを送った。
『SP 野望篇』は東京で勃発(ぼっぱつ)した大規模テロ事件に立ち向かうSPたちの雄姿を活写する。武術のインストラクターの資格も取ったという岡田をはじめ、 キャストたちがノーアクションで挑んだ演技は必見! 式を終えたキャストたちは、「ドラマ版『SP』でも警察学校で学ぶシーンがあり、実際の学校を訪れ て、生徒さんに会えてうれしいです」(岡田)、「規律正しく学ぶ姿を見て、さわやかな気持ちになりました」(堤)、「まなざしが強く、圧倒されまし た」(松尾)、「身の引き締まる思いがしました。『SP』という作品が社会の役に少しでも立てた気がしてうれしいです。いい経験でした」(神尾)と教官と なった自分たちも学ぶことが多かった様子だった。
映画『SP 野望篇』は2010年10月30日全国公開、映画『SP 革命篇』は2011年春公開予定