『鉄男』が満を持しての初コミック化!作者は映画のスタッフ!塚本監督も賛辞を惜しまぬ出来のよさ
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)> 塚本晋也監督作品の映画『鉄男 THE BULLET MAN』が「鉄男」誕生から約20年の時を経て、かつて塚本組でスタッフとして映画制作に参加していた漫画家の深谷陽の手により月刊コミックビームで連載開始されることが決定した。
1989年に公開された映画『鉄男 TETSUO』から約20年、国内外からコミック化のさまざまなオファーがありながらも実現しなかった。塚本監督の作品への愛情、こだわりは強く「映画を さしおいてうま過ぎても虫が好かないし、下手ならもっと腹が立つ」とコミック化には高いハードルがあった。
20年を経て見事ハードルを飛び越え、塚本監督からGOサインを見事手に入れたのは、塚本監督と縁の深い漫画家、深谷陽。映画『鉄男 TETSUO』『TOKYO FIST』にスタッフとして参加し、特殊造形を担当、時には自ら造形スーツに入り鉄男を演じたこともあるそう! 肌身で鉄男を感じた深谷が、塚本監督こだ わりの世界観をどのように描くのか楽しみなところだ。
塚本監督は今回のコミック化にあたり「その正確さとあふれるような力強さに驚いた、オリジナルのイメージをものすごく尊重してくれて、それも最も 理想的な形で紙の世界に落とそうとしてくれている」と最大級の賛辞を贈っている。旧知の仲である塚本監督が「いつからこんなに絵がうまくなっていたん だ!!」と驚いたコミック版鉄男、新たな歴史のスタートになりそうだ。
塚本監督と深谷陽がトークショーに参加する「世界初!鉄男全作一挙上映」イベントが11月3日に立川シネマシティで開催、コミックを読む前にもう一度観てみてはいかがだろうか。
映画『鉄男 THE BULLET MAN パーフェクト・エディション』DVD(税込:4,935円)、ブルーレイ(税込:6,090円)は11月4日より発売予定