ブログネタ:おいしいご飯を作ってくれる人とおいしいお店に連れて行ってくれる人、どっちがいい?
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私はおいしいご飯をつくってくれる人 派!
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おいしいご飯を誰かが作ってくれるなら大歓迎。どうせだったらラーメン上手に作れる人がいい。だってラーメンこそ「美味しいお店」で食べたいナンバーワンの食品でしょ?(え? 違う?) その天下無敵のラーメンを自宅で作ってくれる人がいるんだったら、もう外にご飯食べにいく必要なんかないじゃないですか。
残念ながら私にご飯作ってくれる人はいないし、美味しいラーメン屋さんにつれてってくれる人もいないので、今は一人寂しくおうちラーメン。
しかし世の中捨てたもんじゃありません。
今はおうちラーメンでも美味しいものがある……
いやいやいや、
おうちラーメンこそラーメンの神髄ではあるまいか?
と、ラーメン界におけるコペルニクス的転回でガツンと一発頭に衝撃受けるようなラーメン、食べちゃったんですよ、ええ、自宅で自作で。
その名も頑固な(?)
職人気質
「しょくにんかたぎ」です。「しょくにんきしつ」と読まぬよう。
あ、「かたぎ」の「ぎ」は鼻濁音でお願いします。
この「職人気質」はれっきとしたラーメンなんですが、
何故かこのようにソーメンの様な装いで届けられます。
はりま製麺株式会社 職人気質/10食入
それもそのはず、この「はりま製麺株式会社」は有名な
「手延そうめん揖保乃糸」のメーカーさんなのですよ。
道理でラーメンがソーメン風に細くてまっすぐなわけだ。
ところがこの長さ(短さ?)と細さがじぶんちの小さい鍋でゆであげるのにはぴったりサイズなんですね! しかもゆでるのに必要なお湯の量は一食につき1リットル。これなら片手鍋で楽々ゆであげ、ゆでこぼすことができます。
スープは別添えのものをどんぶりに入れて適量のお湯をそそぐだけですから、鍋一つあれば簡単に本格的なラーメンが食べられちゃうのですよ(美味しく食べるためにはどんぶりを前もって暖めておきましょう)。
このラーメン、細いですが茹でるのにしっかり4分かかります。
でも実はこの「4分」というのがありがたいのですね。
4分あれば、麺を煮立った湯に投入して箸で一旦さばいてから、どんぶりにスープを絞り出してそこに270ミリリットルの熱湯をきちんと計って注ぎスープが均一になるまでかき混ぜる、という作業を落ち着いてできるのですよ。
これが生麺でタイムリミットが2分半だったりするともうバタバタで、結構焦るのですね。
同じ「スープを作る」という作業でも落ち着いてやるのと焦ってやるのとではその後に与える影響が違います。
2分半しか余裕がないと、つい、スープを作っている最中にも麺が茹ですぎにならないかと心配してしまい、気持ちが落ち着かないのでミスもするし、作っている間にいらいらまでしちゃうのですよ。自宅でラーメン作るので一番いやなのが、この「あわてざるを得ない所」だったんです、今までは。
でも4分あればね。
3分かけてゆっくり、どんぶりを暖めるためにはってあったお湯を捨てるところからスープ作りを始めても、まだ余裕ありますからね。
麺をゆででいる鍋の火加減にさえ気をつけてゆでこぼさないようにしていれば(そもそも1リットルしかないのでその心配さえほとんど必要ないのよ)、できたスープににっこり笑って味見して、それから麺のゆで加減みたって間に合うんですよ。
この1分半の差は大きい。
そしてスパゲティじゃないですがアルデンテにゆであがったラーメンを取り出し、お湯をきってからそっとどんぶりにあければ、はい、これでラーメンの一丁できあがり。
カニは写真を撮るので入れてみました。
普段は何も入っない、ただの素ラーメン食べてます。
素ラーメンから「ラー」をとったら素麺ですね(何のこっちゃ)
せっかくなのでメンマも入れてみました。
栄養面を考えてブロッコリースプラウトを投入しております。
見栄えで撮るなら白髪ネギにすべきだったと反省。
ゆであげてもさほど膨張せず、細いままの麺です。
この麺が、茹でるのに4分かけるだけあって、本当に腰が強くて美味しい麺なんですよね~~~。歯ごたえ充分だし、つるつるっと食べやすくて、しかも喉越しもいいの!
しかもスープがまた麺にあってて、あっさりさっぱりしてるのに味はしっかりとついてるんですね。この醤油味を食べたら味噌なんて邪道だと言い放ちたくなるかも(味噌味ファンの方、ごめんなさい)。でも濃厚じゃないのにコクがあって、実に味わい深いスープなのです、これ。
実際ね、ブロッコリースプラウトは論外として、カニもメンマもいりません。ただの素ラーメンでこのまま食べても絶対美味しいです。だって私、胡椒もかけなかったもの。思い出したの全部食べ終わり、スープも飲み干したあとですよ、「あ、胡椒かけるの、忘れた」って。
たぶん、この完成された味にはもう胡椒の入る余地すらなかったのでしょう。
美味しいごはんを作ってくれる人がいなくても、美味しいおみせに連れて行ってくれる人がいなくても、オーランド・ブルームが結婚しても(は?)「職人気質」さえあればなんとかなる!
そう確信した秋の夜長でございました。
揖保乃糸も播州乾麺も ~はりま製麺~ファンサイト応援中
おいしいご飯を誰かが作ってくれるなら大歓迎。どうせだったらラーメン上手に作れる人がいい。だってラーメンこそ「美味しいお店」で食べたいナンバーワンの食品でしょ?(え? 違う?) その天下無敵のラーメンを自宅で作ってくれる人がいるんだったら、もう外にご飯食べにいく必要なんかないじゃないですか。
残念ながら私にご飯作ってくれる人はいないし、美味しいラーメン屋さんにつれてってくれる人もいないので、今は一人寂しくおうちラーメン。
しかし世の中捨てたもんじゃありません。
今はおうちラーメンでも美味しいものがある……
いやいやいや、
おうちラーメンこそラーメンの神髄ではあるまいか?
と、ラーメン界におけるコペルニクス的転回でガツンと一発頭に衝撃受けるようなラーメン、食べちゃったんですよ、ええ、自宅で自作で。
その名も頑固な(?)
職人気質
「しょくにんかたぎ」です。「しょくにんきしつ」と読まぬよう。
あ、「かたぎ」の「ぎ」は鼻濁音でお願いします。
この「職人気質」はれっきとしたラーメンなんですが、
何故かこのようにソーメンの様な装いで届けられます。
はりま製麺株式会社 職人気質/10食入
それもそのはず、この「はりま製麺株式会社」は有名な
「手延そうめん揖保乃糸」のメーカーさんなのですよ。
道理でラーメンがソーメン風に細くてまっすぐなわけだ。
ところがこの長さ(短さ?)と細さがじぶんちの小さい鍋でゆであげるのにはぴったりサイズなんですね! しかもゆでるのに必要なお湯の量は一食につき1リットル。これなら片手鍋で楽々ゆであげ、ゆでこぼすことができます。
スープは別添えのものをどんぶりに入れて適量のお湯をそそぐだけですから、鍋一つあれば簡単に本格的なラーメンが食べられちゃうのですよ(美味しく食べるためにはどんぶりを前もって暖めておきましょう)。
このラーメン、細いですが茹でるのにしっかり4分かかります。
でも実はこの「4分」というのがありがたいのですね。
4分あれば、麺を煮立った湯に投入して箸で一旦さばいてから、どんぶりにスープを絞り出してそこに270ミリリットルの熱湯をきちんと計って注ぎスープが均一になるまでかき混ぜる、という作業を落ち着いてできるのですよ。
これが生麺でタイムリミットが2分半だったりするともうバタバタで、結構焦るのですね。
同じ「スープを作る」という作業でも落ち着いてやるのと焦ってやるのとではその後に与える影響が違います。
2分半しか余裕がないと、つい、スープを作っている最中にも麺が茹ですぎにならないかと心配してしまい、気持ちが落ち着かないのでミスもするし、作っている間にいらいらまでしちゃうのですよ。自宅でラーメン作るので一番いやなのが、この「あわてざるを得ない所」だったんです、今までは。
でも4分あればね。
3分かけてゆっくり、どんぶりを暖めるためにはってあったお湯を捨てるところからスープ作りを始めても、まだ余裕ありますからね。
麺をゆででいる鍋の火加減にさえ気をつけてゆでこぼさないようにしていれば(そもそも1リットルしかないのでその心配さえほとんど必要ないのよ)、できたスープににっこり笑って味見して、それから麺のゆで加減みたって間に合うんですよ。
この1分半の差は大きい。
そしてスパゲティじゃないですがアルデンテにゆであがったラーメンを取り出し、お湯をきってからそっとどんぶりにあければ、はい、これでラーメンの一丁できあがり。
カニは写真を撮るので入れてみました。
普段は何も入っない、ただの素ラーメン食べてます。
素ラーメンから「ラー」をとったら素麺ですね(何のこっちゃ)
せっかくなのでメンマも入れてみました。
栄養面を考えてブロッコリースプラウトを投入しております。
見栄えで撮るなら白髪ネギにすべきだったと反省。
ゆであげてもさほど膨張せず、細いままの麺です。
しかもスープがまた麺にあってて、あっさりさっぱりしてるのに味はしっかりとついてるんですね。この醤油味を食べたら味噌なんて邪道だと言い放ちたくなるかも(味噌味ファンの方、ごめんなさい)。でも濃厚じゃないのにコクがあって、実に味わい深いスープなのです、これ。
実際ね、ブロッコリースプラウトは論外として、カニもメンマもいりません。ただの素ラーメンでこのまま食べても絶対美味しいです。だって私、胡椒もかけなかったもの。思い出したの全部食べ終わり、スープも飲み干したあとですよ、「あ、胡椒かけるの、忘れた」って。
たぶん、この完成された味にはもう胡椒の入る余地すらなかったのでしょう。
美味しいごはんを作ってくれる人がいなくても、美味しいおみせに連れて行ってくれる人がいなくても、オーランド・ブルームが結婚しても(は?)「職人気質」さえあればなんとかなる!
そう確信した秋の夜長でございました。
揖保乃糸も播州乾麺も ~はりま製麺~ファンサイト応援中