cinemacafe.net より(以下一部抜粋)

本格3D映画『トロン:レガシー』のスペシャルプレゼンテーション・ティーチインイベントが10月23日(土)、同日開幕した第23回東京国際映画祭プロ グラムとして東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、初来日した主演の米俳優ギャレット・ヘドランド、ヒロイン役の米女優オリヴィア・ワイルド、宣 伝サポーターに就任した山田優が出席した。

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1982年公開の世界で初めてCGを使った映画『トロン』を再構築した作品で、父親が創造したコンピュータ・システムの世界に迷い込んだ青年・サム(ギャレット)の戦いを描くSFファンタジー。まだ完成前でこの日は24分間の特別映像が世界に先駆けて上映された。

プロデューサーのショーン・ベイリー氏は「82年公開の作品は当時、あれだけの映像はありえなかった。それを受け継いで見たことのない映像をみなさんに届 けたいと思った。ストーリー面でもその時代には考えられない斬新なもので、初めて人間とデジタルの関係性を描いた。だから斬新なストーリーを提供したいと 思った」と説明。「『アバター』でジェームズ・キャメロンが使用したものより最新鋭の3Dカメラを用い、最初から3Dで製作した。そういう意味で最新の 3D映像といえる」と熱弁をふるった。

24分間の映像を鑑賞した山田さんは「スピーディでカッコイイ映像、本当にワクワクします。3D映画の中でもホントに3Dを観た! と感じる作品」と興奮 気味。同作をイメージしたという左肩を出した黒とブルーの光るミニワンピースを着こなした山田さんの艶姿にギャレットは「次回作があるならぜひ彼女に出て もらいたいね」とニッコリ。山田さんは「出していただけるなら、本当に出たいです!」と大喜びだった。

一方で、男性の観客からキャスト陣に「アクションシーンが忍者のようでしたが日本の文化、映画を参考にした?」と質問。オリヴィアは「日本の文化がとても 好きで参考にさせていただいた。(演じた)クオラは忍者みたいと思って演じていたので、そう思っていただけたならちゃんと仕事ができたのかな? と思いま す」と嬉しそうな笑顔。別の観客からの「シリーズ化の予定は?」との問いには、ショーン氏が「僕自身はこの世界観が好きですし素晴らしいスタッフ、キャス トが揃ったので、どんどん作っていきたいですが、みなさんが観てくださらないと始まらない。シリーズ化できるよう応援してください」と呼びかけた。またオ リヴィアとギャレットは今回が初来日。オリヴィアは「公開前に、またプレミアで来日したい」と再来日を予告していた。

映画『トロン:レガシー』は12月17日(金)全世界同時公開。


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