夕刊フジより(以下一部抜粋)

>大相撲の元横綱、朝青龍(30)が日本を撤退していたことが分かった。すでに都内のマンションを引き払い、出身地のモンゴルに帰郷。現在、復縁したタミル 元夫人らとともに首都のウランバートルで生活しているという。突然の撤退の裏には、2012年に行われるモンゴルでの総選挙に出馬する狙いがあるとみられ る。

 27日付の日刊スポーツが報じたもので、朝青龍は先週、都内のマンションからすべての荷物を運び出し、出国。ウランバートルに生活の拠点を移し、タミル 元夫人と2人の子供の4人で暮らしているという。突然、居を移した理由は、12年に行われる4年に1度の総選挙、モンゴル国民大会議(定数76)と無関係 ではないようだ。

 朝青龍は今年4月、政府関係者に同行し、北朝鮮を訪問するなど政界転身への準備は万端。モンゴルのバトボルト首相が属する第1党、モンゴル人民革命党の幹部と親しく、同党から立候補し、選挙区はウランバートルが有力視されている。

 モンゴル人力士の政界転身は、08年6月、元小結の旭鷲山、ダバー・バトバヤル氏が国民大会議で当選。バトバヤル氏は第2党の民主党に属し、選挙区がウランバートルのため、朝青龍が出馬した場合、ガチンコ対決となるが、バトバヤル氏は同区から離れる可能性があるという。

 10月3日に引退相撲を終えた後、今後の身の振り方について「政治もひとつ」と匂わせていた朝青龍。目指すはモンゴルの横綱、末は大統領か