> 人気グループ・嵐の櫻井翔(28)が主演した映画「神様のカルテ」(深川栄洋監督、2011年公開)が、長野県・松本市内で28日までにクランクアップ
した。冷たい雨の中、最後のシーンを終えた櫻井は、妻役を演じた女優・宮崎あおい(24)から花束を受け取り、「悩みに悩んだ、悩み続けた1カ月半でし
た。何度も何度もみなさんに、たくさん助けていただきました」と声をつまらせ、目に涙を浮かべながらあいさつ。悩み抜き、演じきった手応えを明かした。
◇ ◇
「OK!」の声に、櫻井は一瞬、目を閉じ、そして笑顔になった。
雨の夜の長野県松本市。地域医療に人生をかける“医師・栗原一止”としての生活が終わった瞬間だった。撮影を遠巻きに見ていたファンから拍手と「おめで とう!」の声が飛ぶ。櫻井は「あおいちゃん、そしてスタッフの皆さん、ありがとうございました」と、あいさつ。その目に涙が光っていた。
9月9日にクランクイン。撮影を振り返った櫻井は「1シーン、1カットが自分にとって挑戦の連続でした。悲しみを抱えてる役だったので、重いもの背負っ てる感じだったんですが、いつも監督が助けてくれて…。監督や共演者に感謝の思いでいっぱい」と涙の理由を明かし、「短い期間でしたが、すごく濃密な時間 だった。今、終わってホッとしているような、寂しいような気分です」と語った。
撮影前には原作者で、医師として信州大学医学部に勤務する夏川草介氏に取材、医療現場も見学した。櫻井は、撮影現場では内面も外見もアイドルを捨て、髪にパーマをかけたボサボサ頭は、宮崎から「お母さん」と呼ばれていたほどだった。
作品は「生と死」を描き、櫻井はあえて「悩んだまま演じた」といい、「自信あるとは言い切れないけど、手応えはあります」と充実感いっぱい。妻役を務めた宮崎は「役同様に支え、守りたいと思った。穏やかな現場で温かい気持ちでいられた」と笑顔を見せていた。
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「OK!」の声に、櫻井は一瞬、目を閉じ、そして笑顔になった。
雨の夜の長野県松本市。地域医療に人生をかける“医師・栗原一止”としての生活が終わった瞬間だった。撮影を遠巻きに見ていたファンから拍手と「おめで とう!」の声が飛ぶ。櫻井は「あおいちゃん、そしてスタッフの皆さん、ありがとうございました」と、あいさつ。その目に涙が光っていた。
9月9日にクランクイン。撮影を振り返った櫻井は「1シーン、1カットが自分にとって挑戦の連続でした。悲しみを抱えてる役だったので、重いもの背負っ てる感じだったんですが、いつも監督が助けてくれて…。監督や共演者に感謝の思いでいっぱい」と涙の理由を明かし、「短い期間でしたが、すごく濃密な時間 だった。今、終わってホッとしているような、寂しいような気分です」と語った。
撮影前には原作者で、医師として信州大学医学部に勤務する夏川草介氏に取材、医療現場も見学した。櫻井は、撮影現場では内面も外見もアイドルを捨て、髪にパーマをかけたボサボサ頭は、宮崎から「お母さん」と呼ばれていたほどだった。
作品は「生と死」を描き、櫻井はあえて「悩んだまま演じた」といい、「自信あるとは言い切れないけど、手応えはあります」と充実感いっぱい。妻役を務めた宮崎は「役同様に支え、守りたいと思った。穏やかな現場で温かい気持ちでいられた」と笑顔を見せていた。