シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>櫻井翔と宮崎あおいが共演し、本屋大賞第2位の傑作同名ベストセラー小説を映画化した映画『神様のカルテ』がクランクアップし、新鋭の深川栄洋監督から花束をもらい、熱い抱擁を交わした櫻井が、スタッフへのスピーチで涙をにじませた。

 原作の舞台であり、映像的にも見せ場となる美しい長野県松本でクランクアップを迎えた主演の櫻井と宮崎の二人。スタッフへのスピーチでは涙もにじませた 櫻井は、「悩みに悩んだ、悩み続けた1か月半でした。何度も何度も皆さんに、たくさん助けていただきました。あおいちゃん、スタッフの皆さん、そして深川 監督、僕と、また、一止にずっと寄り添っていただきありがとうございました」と撮影の苦労も吐露し、共演者とスタッフへの感謝を語った。一方の宮崎は「す ごくいい現場だったなと。映画を作るということに対して、監督を先頭にみんなで一緒に走ることができました」と悔いのない“完走”となったことを明かし た。

 二人はそれぞれ、「ド派手なシーンがあるわけでもないし、劇的な衝撃があるわけでもないですが、監督がつくったキャラクターたちのコントラストがキレイ に描かれていくと思うので、人間関係から生まれるドラマを観ていただきたいと思います」(櫻井)、「観た後に気持ちがキレイになるような映画になっている と思うので楽しみにしています」(宮崎)とアピール。『神様のカルテ』にはほかに、要潤、吉瀬美智子、岡田義徳、朝倉あき、原田泰造、西岡徳馬、池脇千 鶴、加賀まりこ、柄本明などが出演。美しい信州の一地方都市・松本にある小さな病院を舞台に、櫻井演じる栗原一止、宮崎演じる栗原榛名の夫婦を中心に、心 温まる物語が紡がれる。

映画『神様のカルテ』は2011年全国公開