シネマトゥデイ 映画より(以下一部抜粋)

>30日、映画『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 2 赤い彗星』の初日舞台あいさつが新宿ピカデリーにて行われ、監督の古橋一浩、小説家の福井晴敏、そして主人公のバナージと新キャラクターのフル・フロンタ ルの声優を務めた内山昴輝、池田秀一が登壇し、ガンダムトークを繰り広げた。

 この日、迫る台風14号の影響で雨が降りそそぐも会場には熱いガンダムファンが集結。劇場でしか手に入らないプレミア必至のガンプラ・「限定版 HGUCユニコーンガンダム」や「限定版BD」を購入しようとファンの長蛇の列ができ、劇場内でも劇中キャラクターであるフル・フロンタルのコスプレをし たファンの姿もあり盛り上がりをみせていた。 


 そんなファン待望の舞台あいさつだったが、中でも注目を集めていたのがシリーズの監督を務めた古橋監督。本作への意気込みを求められて「思い出と 一緒にこれから見るUCを心にきざんでいただければ」と少し疲れた表情で語り控えめな様子をみせていたが、続いてマイクを握った福井氏が古橋監督は実は徹 夜明けであることを暴露。「本編の終わりにある予告編に、よせばいいのにepisode 3は3月5日発売と言ってしまったので、帳尻を合わせるために必死な状態です」とファンのために次回作の製作に必死で取り組んでいることを明かされ、ガン ダムファンから熱い視線が送られていた。


 さらに、本作でシャアの再来とされ注目されるキャラクター、フル・フロンタルの声優を務めた池田は、30年前にファーストガンダムの舞台あいさつ をした当時を思い返し感慨深くコメント。「このビルもこんな立派じゃなくて、地下に新宿松竹というのがありました。今振り返るとまた今ここでお話できるこ とは感無量です」と静かに語りかけ、「いまひとつ、諸君らの力を貸していただきたい!」と決めセリフを放つと、会場はファンの拍手につつまれた。


 本作は、映画『亡国のイージス』などの福井晴敏が手掛けるガンダムシリーズの小説の1エピソードを基に『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』から3 年後の世界を描いた物語。主人公の少年、バナージ・リンクスが地球連邦政府壊滅の危機を阻止するべく、禁忌の箱“ラプラスの箱”をめぐる戦闘を繰り広げる 様を描く。


映画『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)/episode 2 赤い彗星』は新宿ピカデリーほかにて公開中



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