オリコンより(以下一部抜粋)

>俳優・中村蒼が4日、都内で行われた主演映画『パラノーマル・アクティビティ第2章/TOKYO NIGHT』(長江俊和監督、11月20日公開)の完成披露試写会で舞台あいさつに立ち、「役者をやっているからには、世界を舞台に活躍したいという夢は 誰もが持っていると思うので、うれしい。ハリウッドデビューも常に視野に入れておきたい」と志高く語った。

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 中村の発言は、同作がすでに欧米・アジアの世界26か国への配給が決まったことによるもの。『パラノーマル・アクティビティ』といえば、日本円にして 135万円の低予算で制作されたアメリカのホラー映画。アメリカのある平凡なファミリーに襲いかかる超常現象の恐怖を描いたもので、VOP(Point of View=主観撮影)と呼ばれる、主人公らが持ったハンディカメラで撮影した映像が「怖すぎる」と口コミで広がり、最終的に世界興収180億円を超える大 ヒット作となった。日本では今年1月30日より公開され、興収6億円を上げている。

 舞台を日本に移して制作された『~第2章』は、中村演じる弟・幸一と、青山倫子演じる姉・春花が、超常現象の恐怖に巻き込まれる。リアリティを追求した 長江監督は、中村らに「台本どおりのセリフを言わなくていいから」と、アドリブによる芝居を要求。さらに、中村は「映画に使用されている映像の多くは僕が ハンディカメラで撮影したものなので、注目してほしい」と“撮影”にも初挑戦していることをアピールした。

 共演の青山は「お化け屋敷感覚で絶叫して楽しんで欲しい」という一方で、「蒼くんが、本当にかわいい。小悪魔的なヤンチャ一面も見せているし、超ドSなことを言ったりして。こんな弟がいたらいいなって思える」と“お姉さん”目線で見どころを語っていた。

 アメリカでも続編『パラノーマル・アクティビティ2』(配給:パラマウント)が10月22日に公開され、全米1位スタートを切った(日本公開は来年2 月)。ほぼ同時期に日米で続編が製作/配給される“パラノーマル現象”に、中村は「競争する形になったが、日本らしさを出していけたら大丈夫。さすが日本 のホラーはすごいなと思ってもらいたい」と自信をのぞかせていた。



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