いや~、実は「ガンダムUC」に関しては正直「もういいか」と思っていたんですよぉ。私ももうイイトシだし、さすがにアニメ見てキャーキャー言うのは恥ずかしかろうと。
でも、先日WOWOWで第一話が放送されたので、「まあ、テレビで放映してるんだから、いっか♪」と軽い気持ちで見始めて、最初の内はこうちょっと斜に構えた感じで冷たい視線で眺めてたんですが、最後の最後に変哲のない(わはは:冷や汗)モビルスーツがガンダムスタイルに変形したのを見た瞬間、まさに体に電流が走っちゃいまして。
懐かしくも両目のついたガンダムの顔や色が現れるのを目にしながら、ぞくぞく~~っとしちゃったんですよね。ああっ、ガンダムだ、これぞガンダムだ~~って。
あのガンダムのデザインそのものが持つ力でしょうか。それまで登場人物に感情移入できないとかセリフが固いとか批判めいたまなざしを投げかけていテレビ画面だったのに、ガンダムがその本来の姿をあらわにした途端、目が釘付けになってしまいましたよ。
あ、やばい、あたしやっぱガンダム好きだわ~。
とその時まざまざと思い知ったわけで。
そのまま放送を見終わるや否やPC開いて、トークイベント付きの上映回のチケット即購入。そういえば私まだ生で池田秀一さんのお姿を見たことがなかったんだわ、ここでお目にかからずにどうする! と握り拳に力を込めたりして(←何故)。
さて、当日。
当然気になる第一話の続き、第二話の上映から見る気満々の私。こんなにおもしろい作品なのに隣の席が二つも空いているのはなあぜ? なんて思いながら見終わったら、映画終了後イベントが始まる直前に合わせて入場して来た人達が結構いたのにこれまたびっくり。考えてみればこの日は公開後一週間だったので、熱心なファンなら本編はすでに見ていても不思議はないわけで。このトークイベントの告知自体が遅かったですしね(イベント中、その件についてのお詫びがありました)。
いよいよイベントが始まる段となり、高まる緊張と満ちる期待の中、シャアの台詞の二番煎じみたいな台詞を口にしつつ舞台に現れたのは……登壇予定の池田秀一さんでもUC原作者の福井晴敏さんでもなく、なんでか今さっき見たばっかりの第二話に登場していたフル・フロンタル――の手抜きな仮装した人。
しんと静まりかえる客席。
その後も下手な仮装のハーフ・フロンタル(半分も似てないけど)が第二話のフル・フロンタルの「名台詞」(なんだろうけど、どれもこれもオリジナルのシャアの焼き直しみたいな感じなのよね)を口走るたび、客席には霜が降りるが如く、凍り付くが如く、真っ白にしらけた気分が蔓延し、舞台上のゼロ・フロンタル(まるで似てないんだもん)は地上に居ながらにして宇宙空間の絶対零度を味わっていたのでした。
だって、どうしろと。
つい、今さっき、本家池田秀一さんのお声でフル・フロンタルのシャアと同じ美声&完璧なイントネーションに全てを委ね、ガンダムユニコーンの世界に我を忘れて漂っていたのに。
それを下手な口真似と安い仮装のせいで一気に現実世界に引き戻されてさ。
思いっきり地球の重力に引き戻されてしまったわよ。
同じ台詞でも、口にする人によってこうまで重みが違うのかと、それはそれで感心しましたが。
せめてどうせ衣装作るなら軍服の生地を厚手にするべきだったのに。ぺらんぺらんの生地に金モールだけ形通りに貼り付けたって、安っぽくしか見えないっての。それとどうしようもないのが髪ね。アニメのヘアスタイルを再現するのは不可能にしてもさ、金髪なだけで間に合わせみたいなウィッグつけられたって、絶対フル・フロンタルに見えないっての!
さて、この哀れなマイナス・フロンタルさんの正体は?!
そして彼の運命はどうなるのでしょう?!
続きはまたあとで!(すいません、今ちょっと時間ないんです)。
(後編はこちら )
でも、先日WOWOWで第一話が放送されたので、「まあ、テレビで放映してるんだから、いっか♪」と軽い気持ちで見始めて、最初の内はこうちょっと斜に構えた感じで冷たい視線で眺めてたんですが、最後の最後に変哲のない(わはは:冷や汗)モビルスーツがガンダムスタイルに変形したのを見た瞬間、まさに体に電流が走っちゃいまして。
懐かしくも両目のついたガンダムの顔や色が現れるのを目にしながら、ぞくぞく~~っとしちゃったんですよね。ああっ、ガンダムだ、これぞガンダムだ~~って。
あのガンダムのデザインそのものが持つ力でしょうか。それまで登場人物に感情移入できないとかセリフが固いとか批判めいたまなざしを投げかけていテレビ画面だったのに、ガンダムがその本来の姿をあらわにした途端、目が釘付けになってしまいましたよ。
あ、やばい、あたしやっぱガンダム好きだわ~。
とその時まざまざと思い知ったわけで。
そのまま放送を見終わるや否やPC開いて、トークイベント付きの上映回のチケット即購入。そういえば私まだ生で池田秀一さんのお姿を見たことがなかったんだわ、ここでお目にかからずにどうする! と握り拳に力を込めたりして(←何故)。
さて、当日。
当然気になる第一話の続き、第二話の上映から見る気満々の私。こんなにおもしろい作品なのに隣の席が二つも空いているのはなあぜ? なんて思いながら見終わったら、映画終了後イベントが始まる直前に合わせて入場して来た人達が結構いたのにこれまたびっくり。考えてみればこの日は公開後一週間だったので、熱心なファンなら本編はすでに見ていても不思議はないわけで。このトークイベントの告知自体が遅かったですしね(イベント中、その件についてのお詫びがありました)。
いよいよイベントが始まる段となり、高まる緊張と満ちる期待の中、シャアの台詞の二番煎じみたいな台詞を口にしつつ舞台に現れたのは……登壇予定の池田秀一さんでもUC原作者の福井晴敏さんでもなく、なんでか今さっき見たばっかりの第二話に登場していたフル・フロンタル――の手抜きな仮装した人。
しんと静まりかえる客席。
その後も下手な仮装のハーフ・フロンタル(半分も似てないけど)が第二話のフル・フロンタルの「名台詞」(なんだろうけど、どれもこれもオリジナルのシャアの焼き直しみたいな感じなのよね)を口走るたび、客席には霜が降りるが如く、凍り付くが如く、真っ白にしらけた気分が蔓延し、舞台上のゼロ・フロンタル(まるで似てないんだもん)は地上に居ながらにして宇宙空間の絶対零度を味わっていたのでした。
だって、どうしろと。
つい、今さっき、本家池田秀一さんのお声でフル・フロンタルのシャアと同じ美声&完璧なイントネーションに全てを委ね、ガンダムユニコーンの世界に我を忘れて漂っていたのに。
それを下手な口真似と安い仮装のせいで一気に現実世界に引き戻されてさ。
思いっきり地球の重力に引き戻されてしまったわよ。
同じ台詞でも、口にする人によってこうまで重みが違うのかと、それはそれで感心しましたが。
せめてどうせ衣装作るなら軍服の生地を厚手にするべきだったのに。ぺらんぺらんの生地に金モールだけ形通りに貼り付けたって、安っぽくしか見えないっての。それとどうしようもないのが髪ね。アニメのヘアスタイルを再現するのは不可能にしてもさ、金髪なだけで間に合わせみたいなウィッグつけられたって、絶対フル・フロンタルに見えないっての!
さて、この哀れなマイナス・フロンタルさんの正体は?!
そして彼の運命はどうなるのでしょう?!
続きはまたあとで!(すいません、今ちょっと時間ないんです)。
(後編はこちら )