オリコンより(以下一部抜粋)

>俳優・田村正和が、年末特番『忠臣蔵~その男、大石内蔵助~』(テレビ朝日系)で主人公・大石内蔵助を演じ、立花左近役・北大路欣也と初共演を果たすこと が18日、わかった。赤穂浪士の仇討を描いた同作は幾度も映像化され、田村自身も出演経験を持つ。今回、実父・阪東妻三郎も演じた主人公・内蔵助に満を持 しての初挑戦であり、田村版内蔵助に注目が集まりそうだ。

【プロフ】キャリア50年!田村正和の出演作一覧

 江戸時代中期に、実際に江戸城で起きたとされる史実を基に、歌舞伎や浄瑠璃の演目として創作された“忠臣蔵”。登場人物それぞれの視点で幾度となく映画 やドラマ化されてきたが、今回は“忠義の男・大石内蔵助”を深く掘り下げたストーリーとなっている。切腹覚悟で主君の仇討に向かった赤穂浪士のリーダーと して指揮を執ったヒーローとされる一方で、仇討前までの彼の素行は酒と女に溺れる姿を“昼行燈”と揶揄されたというエピソードもある。本当に仇討をした かったのか? それとも、部下の手前“引くに引けず”やむなし仇討に行ったのか? など未だ様々な憶測が飛ぶ人物だけに、今回の内蔵助がどのように描かれるのか楽しみだ。

 俳優としてすでにキャリア50年の田村だが、意外にも内蔵助役は今回が初。過去に昭和の名作ドラマ『うちの子にかぎって…』、『パパはニュースキャス ター』(TBS系)でコミカルな一面を見せ、平成に入って『古畑任三郎』(フジテレビ系)では、刑事コロンボさながらの名探偵ぶりを発揮。だが、やはり田 村といえば“時代劇スター”である。代表作であるテレビ時代劇『眠狂四郎』など、往年のファンにとって田村の時代劇出演は待望といえるだろう。

 また、今回は北大路欣也との初タッグも目玉となりそうだ。北大路は過去に内蔵助を演じてきた経験を持つが、今回は仇討を手助けする立花左近役に挑戦。自 分の名を騙る内蔵助と対峙する緊迫の名場面で、大御所2人がどのようにぶつかり合うのか? 注目したいところだ。この他、内蔵助の主君・浅野内匠頭を死に追いやった吉良上野介役には西田敏行など。岩下志麻、 檀れい、玉山鉄二、伊武雅刀といった豪華かつ味のある面々が共演する。



Who killed Cock Robin?