時事通信より(以下一部抜粋)

>英国のウィリアム王子が、ケイト・ミドルトンさんとの婚約を発表した48時間後、今度は軍の救助ヘリコプターのパイロットとして、山で倒れた男性の生命を救った。サンデー・ミラー紙が21日報じた。

 救助されたのはグレッグ・ワトキンズさん。ワトキンズさんは18日、友人6人とウェールズ地方のスノードン山で悪天候に見舞われ、標高914メートルの 地点で心臓発作とみられる胸の痛みを訴え倒れた。出動命令を受け、ウィリアム王子を含む4人のクルーが乗った軍のヘリ「シーキング」が急行。ワトキンズさ んは巻き上げ機とケーブルでヘリに引き上げられ、病院に運ばれて治療を受けた。

 救助活動は、ウィリアム王子が婚約発表などを終え、ウェールズ北部にある所属基地に戻った5時間後に開始されたという。

 ワトキンズさんはサンデー・ミラー紙に対し「病院に着くまで、ウィリアム王子がヘリを飛ばしていたことは知らなかった。ヘリからストレッチャーに乗せて くれた巻き上げ機担当者が『ウィリアム王子がここへあなたを運んだのですよ』と小声で教えてくれたので、わたしは『彼に礼を言っておいてくれ』と伝えた」 と語り、「彼らが来てくれなければ死んでいたところだ。彼らが命を救ってくれた」と感謝の言葉を述べた。

 さらに「それにしても、山から軍のヘリで運ばれるなんて思ってもみなかった。しかも王子に運んでもらうなんて、信じられないよ」と話した。



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