> 10月23日に女優・木村佳乃(34)と結婚した少年隊の東山紀之(44)が出演する映画「源氏物語」(来年12月公開)の撮影現場が25日までに、滋 賀県高島市で初公開された。琵琶湖の近くに造られた総工費2億円のオープンセット内で会見した東山は結婚後、初仕事となる今作で女優・中谷美紀(34)と の激しいラブシーンに挑んだことを告白。自らもかつて光源氏を演じた経験があり、主演の生田斗真(26)に“先輩”として貫禄を見せつけた。
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 入籍から約1カ月。東山は今作で藤原道長を演じ、撮影で印象に残る場面を問われると、「紫式部とのたけだけしいシーン」と中谷とのラブシーンを振り返った。

 今月17、18日に京都で撮影があり、東山は鶴橋康夫監督の要求に応え、激しく中谷を“襲う”場面を演じきったという。「監督から、『静かなる強姦魔で 頼む。脱がせ!!下ろせ!!』と言われ、監督の想像を超えるようなものにしなければと思った」とし、「まあ、面白いシーンができました」と手応えを見せ た。

 対する中谷は、問題のシーンにほおを赤くし「監督から平安時代の男女の営みについて詳しくご説明を受けました。今まで映画に携わっていて初めてのことでしたので驚きました」と照れっぱなしだ。

 東山は、91年にTBSドラマで光源氏役を経験。「源氏物語をもう一度と聞いて最初は、『この年で光源氏をやっていいのかな』と思ったら斗真だと…。役 割は変わってきますし…」と、ちょっぴり寂しげな様子を見せる一方、生田に対しては「俺もまだまだ負けてない。ねっ?」とプレッシャーをかけ、会見場の爆 笑を誘った。

 東山は、撮影のため最近は東京に「帰っていない」といい、結婚後の心境を問われると「いつもと変わらないです」と話していた。今作は、12月初旬にクランクアップの予定。