> 現在初の監督作を撮影中のハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーの半生をつづった自伝が、コミック本として来年1月にもアメリカで発売されることが決定したと、ハリウッド・レポーターが報じた。
この本を出版するのは、米出版会社のBluewater Productions。同社は現在までにレディー・ガガやビヨンセといった芸能人だけでなく、故ダイアナ妃やミシェル・オバマ米大統領夫人、「ハリー・ ポッター」シリーズ作者のJ・K・ローリングなど、世界的な名声を持つ人物の自伝コミックを販売し続けている。
同社のコミック原作者であるブレント・スプレッチャーは、声明で「アンジェリーナのこれまでの苦難や功績、そして彼女の持つ母性や博愛精神につい て非常に多くのことを学びました」と発言しており、刺激的で危険なスターとして語られることの多かった彼女の、慈善活動や難民問題に積極的に取り組む姿勢 やその理由についても、しっかりとアピールする意向を示しているようだ。
現在でこそ、夫の俳優ブラッド・ピットと、6人の子どもたちに囲まれた平和な家庭を築き、国連の親善大使も務めるなど、良き母、そして献身的な人 道家として知られている彼女だが、かつては、前夫のビリー・ボブ・ソーントンと駆け落ちの末に結婚をしたり、かつて交際していた恋人との過激な性生活をイ ンタビューで披露。さらには、父親であるジョン・ヴォイトとの親子関係を断ち切るほどの確執が騒がれるなど、ゴシップ的な話題で騒がれることも非常に多 かった彼女。この本の出版によって、それらの出来事が、いかに彼女の人生に影響を与え、彼女自身を変化させてきたのかを知ることができそうだ。
このコミック本は、全32ページ、来年1月、3ドル99セント(約340円・1ドル85円計算)でAmazon.comやアメリカの全国書店で発売予定