時事通信より(以下一部抜粋)

>スペイン生まれの巨匠パブロ・ピカソの未知の作品271点を南仏の元電気技師が保有していることが判明し、ピカソ夫妻から譲り受けたと主張する本人とピカソの相続人との間で争いとなっている。作品の総額は6000万ユーロ(約66億円)とみられている。

 リベラシオン紙が29日報じたところによると、この男性は南仏アルプマリティム県に住む71歳のピエール・ルゲネクさん。作品は1900-32年にピカソが制作した271点。

 ピカソの子息で遺産や著作権の管理に当たっているクロード氏にルゲネクさんが本物であるとの証明を求めたことから事態が発覚した。作品はすべて真作と鑑 定され、総額は約6000万ユーロ。それだけで計4000万ユーロはするコラージュ作品9点や、ピカソの最初の妻オルガの肖像画なども含まれている。

 ルゲネクさんは、ピカソが晩年住んでいた家の警報装置の工事をやったことがあり、作品はすべてピカソ本人や夫人からもらったと主張している。しかしク ロード氏は、そんなにたくさんの作品を与えるはずがなく盗品だとして訴訟を起こし、作品は現在、ルゲネクさんの家から移され、当局が保管している。

 クロード氏の弁護士は「ばかげた話だ。我々はピカソの生涯を熟知している。ルゲネクさんは長い間友達だったと言っているが、そんな名前は聞いたこともない」と語った。

 一方、ルゲネクさんは、もし盗品ならピカソの息子の所に証明を求めるような大きな危険をあえて冒すはずがないだろうと話している


電気工事に入った時、ついでに屋根裏や地下室にあるガラクタも処分してあげますよといって絵を持ち去ったとかね。ピカソにとってはその程度の作品だったのかもしれなし。
仮に芸術的価値があるんなら、金額に換算してないでとっとと美術館にでもおさめちゃえばいいのに。