シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

> この冬、最大規模の話題作『SPACE BATTLESHIP ヤマト』が1日、全国440スクリーンでついに“船出”し、東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇1で主演の木村拓哉、黒木メイサ、緒形直人、高島礼子、池 内博之、マイコ、西田敏行、そして山崎貴監督が初日舞台あいさつに立った。この日は台湾、香港、タイ、シンガポール、フランス、ドイツでの海外配給決定も 明らかとなり、木村は「メイド・イン・ジャパンのSFとして世界の人たちにもぜひ楽しんでほしい。年齢、性別、国籍を問わず、ぜひヤマトに乗船を」と世界 に向けてアピールした。

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』写真ギャラリー

 超満員となった客席を前に、木村は「こうして皆さんに(作品を)受け取っていただけるのが何より幸せ」と感無量。ヒロインを演じる黒木は「今日でしばら く(共演した)皆さんとお別れするのはさみしい」とヤマトとの別れを惜しんだ。また、メガホンを取った山崎監督は「どうやら長い旅が終わった。長い長い、 そしてあっという間の旅だった」と安どの表情を浮かべると同時に、「世界の人に観てほしいという気持ちで作った作品。今は『ヤマト、行ってこい!』の気持 ちです」とヤマトの世界発進にさらなる期待を寄せていた。

 この日は、本作のためにキャリア初となるソロ楽曲「LOVE LIVES」を書き下ろしたスティーヴン・タイラー(エアロスミス)からのビデオレターも到着。「拓哉! 映画の公開おめでとう。成功を祈っているよ」と いうタイラーからのメッセージに、木村は「もううれしくてうれしくて。今日、この映像持ち帰ります」と喜び爆発だった。

 配給の東宝は「初日を迎えて、興収80億円を狙える好スタートを切った。正月映画のナンバーワンを目指す」と打倒『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』に鼻息も荒かった。また海外配給に関しては「ハリウッドからのオファーも来ており、今後、邦画最大規模の海外配給を目指す」とのこと。主演の 木村は、12月4日にも同所で舞台あいさつに登場するほか、北海道、名古屋、大阪、兵庫、福岡でも舞台あいさつを敢行。全国行脚で各地のファンに本作をア ピールする予定になっている。

 『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は宇宙からやって来た敵・ガミラスの襲来によって、人類の大半が死滅し、地球が放射能で汚染された22世紀末を舞台に、古代進(木村)ら宇宙戦艦 ヤマトの乗組員たちが、地球からはるか彼方のイスカンダル星を目指す冒険と戦いを壮大なスケールで描く。

映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は全国公開中



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