今月ついに未発表曲集が発売される世紀のスーパースター、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)だが、その未発表曲集から新たに“Thriller”期の曲が発表された。

マイケル・ジャクソンの未発表曲集“Michael”は日本で12月15日に発売される。すでに、テディ・ライリー(Teddy Riley)が手がけた“Breaking News”の試聴が1週間限定でネット上で行われ、またエイコン(Akon)がプロデュース/共演した“Hold My Hand”がファーストシングルとして発表されているが、それに続く第三弾として今度は“Much Too Soon”という未発表曲が米iTunes内のネットワーキング・サービスPingで1週間限定の試聴という形で公開された。

公式サイトの説明によれば、この“Much Too Soon”は、あの“Thriller”期にマイケルが書いた曲。マイケル本人も気に入っていたものだったため、常にアルバム収録曲として候補に挙がって いたものの、結果的にうまくおさまるアルバムがなかったため今回のアルバムまで発表されてこなかったという。プロデュースはマイケル本人と、 Interscope/A&Mの重役で、“This Is It”のプロデュースも手がけ、マイケル・ジャクソン財団管財人でもあるジョン・マクレイン(John McClain)による共同名義とのこと。“Much Too Soon”はカントリー風のバラード曲で、失恋を歌った内容になっている。

なお先日、マイケル・ジャクソン財団公認のマイケル・ジャクソン・トリビュートライブが日本で、世界で初めて行われる予定であることが発表され、ラン ディ・ジャクソン(Randy Jackson)をのぞく兄弟4人がジャクソンズ(the Jacksons)として参加する予定であることも明らかにされた。このトリビュートライブはAIがホストを務め、来年秋頃に開催される見込み。さらに先 日発売されたDVD『VISIONS』も連日タワーレコード・デイリーチャート1位を記録するなど、大ヒットとなっている模様