Movie Walkerより(以下一部抜粋)
>インターネットの急速な普及で、オンラインゲームや仮想空間でのコミュニケーションが珍しくなくなった昨今。顔が見えない世界だからこそ、自分とはかけ離れた姿のアバターやキャラクターを操ることに楽しみを見出している人も多いことだろう。
【写真】ゲームの中ではこんな美女を自由に操れる
現在公開中のSFアクション映画『GAMER』でも、そんなオンラインゲームの世界が描かれているのだが、現実とは1つだけ違うことがある。それは、操られるキャラクターが全て本物の人間であることだ。
劇中で登場するのは天才クリエイターにより作り出された“ソサエティ”と呼ばれる仮想環境。一風変わった都市に、奇抜な姿のキャラクターたちが集められているのだが、ここに登場するキャラはいずれも生身の人間だ。人々はプレイヤーの意のままに動き、他のキャラとコミュニケーションをとることになる。そのため、際どい衣装をまとったセクシーな美女が、ぽっちゃり系のちょっと危ない少年に操られ、あんなことやこんなことまでやらされてしまう一幕も!
自分が誰かに操作されてしまう、などというのは、まだまだ空想の世界の話だ。だが、オンラインゲームなどで自分とかけ離れた誰かを操作することが日常的に行われていることを考えれば、実は突飛な発想ではないのかもしれない。そんな点からも、2034年という設定がどこかリアルに感じられるはず。近い将来、現実に起こるかもしれない世界をこの映画でのぞいてみてはどうだろうか。