サンケイスポーツ より(以下一部抜粋)
2010年の“NHKの顔”が、オーラスとなる紅白に2年連続の生中継で出演だ。
福山が歌うのは1998年以来、今年で10回目を迎える年越しライブ「福山☆冬の大感謝祭 其の十」。今年8月に開催発表していたが、局側が「龍馬伝」 に主演した福山の紅白出場を熱望。話し合いを重ねた結果、リハーサルや移動手段確保の問題を考慮し、会場からの出演が決まった。
公演が午後9時半開場、11時開演のため、福山の出演は盛り上がりどころの10時台が濃厚だ。すでに1万2000人の客入れが終わっている時間帯で、異 例中の異例ともいえるファンと一緒の“出場”が実現する。福山は「あいにく(紅白会場の)NHKホールにはおうかがいできませんが、今年のテーマである “歌でつなごう”をライブ会場から表現できればと思っています」と約束した。
16年ぶり2度目の出場となった昨年の紅白は、自身の故郷の長崎市で、ドラマで龍馬が出入りして武器を購入したグラバー園からの生中継だった。スタッフ、カメラの前だけで静寂の中、熱唱したが、今年は一転して大歓声に包まれながらのステージになる。
福山は「今年、坂本龍馬を演じたことで『幕末の志士たちの魂は、時を越えて今も生きている』という想い、人とのつながり、絆をより強く感じられた年でし た。支えて下さった皆さんへの感謝の気持ちを歌でお返し出来ればと想ってます」と早くも心は大みそかに。ドラマ同様、最大の見せ場を作り上げる。