[映画.com ニュース]より(以下一部抜粋)
> インディペンデント系映画会社ワインスタイン・カンパニーを率いるハーベイ・ワインスタイン が、配給作品のレイティングを変更させることに成功した。
今年1月、同社はサンダンス映画祭で注目を集めた「ブルー・バレンタイン」の配給権を獲得。同作は、ライアン・ゴスリングとミシェル・ウィリアムズ 演じる夫婦が崩壊していくさまを描くドラマで、同社はアカデミー賞候補として年内の全米公開を狙っていたが、映画のレイティング審査をする米映画協会(MPAA)は、その過激な性描写を理由に同作をNC-17と決定した。
17 才以下の入場を禁止するNC-17のらく印を押されると公開劇場が限定され、商業的な成功が望めないことから、ワインスタインはMPAAに再審査を請求。 2000年のアメリカ大統領選の投票結果をめぐる「ブッシュ対ゴア事件」において、アル・ゴアの代理人を務めたデビッド・ボイズをはじめとする強力な弁護 士団をそろえたワインスタインは、NC-17指定からR指定に引き下げさせることに成功した。