映画.comより(以下一部抜粋)

>アンジェリーナ・ジョリーが「ツーリスト」(2011年3月11日日本公開)でゴールデングローブ賞主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)にノミネートされたために、ジレンマに陥っていると米ハリウッド・レポーター誌が報じた。

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 映画賞にノミネートされれば、特別な事情がない限り授賞式に出席するのがセオリーだが、「ツーリスト」での出席が問題だというのだ。「ツーリスト」は作 品賞、主演男優賞(ジョニー・デップ)、主演女優賞とコメディ/ミュージカル部門の3部門でノミネートされているものの、同作は米映画批評サイト Rotten Tomatoesで21%と酷評されているばかりか、そもそもサスペンス映画のため、コメディ/ミュージカル部門でのノミネート自体に疑問の声が上がって いる。

 同映画賞への投票権を持つハリウッド外国人映画記者クラブ(HFPA)の会員が、ジョリーとブラッド・ピットの2人を授賞式に出席させるため、あえて競 争率の低い同部門に投票したのではないかとの声も聞かれるほど。ハリウッドで広報を担当するひとりはこう言う。「『ロケ現場にいるから、出席できません』 と言うべき。こんなにバカげた話はない」

 賞レースの宣伝キャンペーン戦略を担当するひとりも同調。「彼女は出席すべきじゃありません。マスコミにこき下ろされた役で出席するなんて、恥ずかしい思いをさせられるだけです」

 一方、ベテランのパブリシストとして知られるケリー・ブッシュ氏は、授賞式に欠席するとかえって大きな騒ぎとなるため、あえて出席すべきだとコメント。「堂々と出席し、自虐的に振る舞うべきだと思います」

 ちなみに、共演のデップは、「アリス・イン・ワンダーランド」でもノミネートされているため、出席を断る必要はない。

 ゴールデングローブ賞授賞式は来年1月16日。ジョリーが出席するかどうかに注目が集まる。




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