海外ドラマ「LOST」(ファイナル・シーズン)のDVDリリースを 記念し「よしもと若手芸人をLOST芸人にしよう!」プロジェクトがスタートした。文字通り、吉本興業に所属する若手を「LOST」好きにしてしまうPR 作戦のリーダーを務めるのが、芸能界きっての「LOST」マニア、品川祐(品川庄司)だ。すでにライセンス、トータルテンボス、椿鬼奴らに本作のDVD ボックスを手渡しており「期限内に観終わらなかったら、無人島でLOST体験をしてもらう」と厳命している品川が、本作の魅力を語った。
「LOST」は謎が謎を呼ぶミステリアスな展開で世界中のファンを熱狂させた人気海外ドラマで、品川はすでに全シーズンを制覇。「最後は思わず 『おー、なるほど』って声が出ましたね。ファイナルはすべての謎が解決するのはもちろん、過去の登場人物にも再会できるのが大きな魅力です」と今は余韻 (よいん)に浸っている状態だ。シーズン1のリリース直後から、すぐ本作にハマったといい「シーズン1は2日間ぶっ通しで観たほど。最初は無人島でのサバ イバルが中心ですが、だんだんとミステリーのように、登場人物の過去が明かされる展開がやみつきになりました」とその魅力を語る。
今回のファイナル・シーズンで見事な終幕を迎える本作。常にスリリングな展開が繰り返され、一度ハマれば、誰もが諸手を挙げて絶賛する本作だが、 品川は「伏線とか、散らかっちゃう部分が出てきても、すぐにちゃんと軌道修正してくれる。きっと優秀なライターさんを起用しているんでしょうね。そういう 部分も含めて、感動できるのが『LOST』のすごいところですよ」と普通とは少し違う鋭い分析。さすがプロジェクトのリーダーなだけでなく、自分自身も映 画監督として活躍しているだけはある。
ちなみに本作にちなんだ「無人島に何を持っていく?」というお決まりの質問には「相方の庄司ですね」と即答。その理由は「人として好きだから」だ そうで「逆に仕事場には持っていきたくないです。彼とはただの友達です!」と断言。笑いをとりながらも、仕事仲間としてだけではなく、信頼する友人として のコンビのきずなを感じさせた。この2人なら「LOST」のような状況に陥っても大丈夫かもしれない?
日本から、物語の鍵を握る人物として真田広之が出演したことでも話題を集める「LOST」の最終シーズン。ついに終了するこの一大ミステリードラマの結末を、LOST芸人ならずとも、ぜひ確認してほしい。
「LOST」(ファイナル・シーズン)vol.1~5は好評レンタル中、vol.6~7は12月22日から、Vol.8~9は2011年1月19日からレンタル開始。COMPLETE BOXは2011年1月19日発売(税込み:15,750円)