[映画.com ニュース
]より(以下一部抜粋)
>17年間にわたり世界各国の秀作を上映してきた東京の恵比寿ガーデンシネマが、2011年1月28日をもって閉館することが決定した。
ミニシアターブームのさきがけとなった同劇場は、1994年10月の開館以来、17年間にわたって数々の名作を上映し続けてきた。ゆったりとした館内に座り心地の良いシート、広くて採光の上質なロビーを兼ね備えた劇場として多くの映画ファンに親しまれてきたが、ついに惜しまれながらの休館を迎える。
巨匠ロバート・アルトマン 監督の「ショート・カッツ 」の大ヒットとともに開館し、その後も「スモーク 」(ウェイン・ワン 監督)、「ボウリング・フォー・コロンバイン 」(マイケル・ムーア 監督)、「モーターサイクル・ダイヤリーズ」(ウォルター・サレス 監督)など数々のヒット作を上映。また、ウッディ・アレン 監督の作品を数多く取り上げて人気を博し、くしくも最後の上映作品もアレン監督の記念すべき40作目「人生万歳! 」となった。
なお、過去の選りすぐりのヒット作をリバイバル上映する「17年間ありがとうございました。“恵比寿ガーデンシネマ・ベストセレクション”」と題した特集上映が、1月15~28日に開催される。アレン監督の「ウディ・アレンの夢と犯罪 」「マッチポイント 」「さよなら、さよならハリウッド」を含む15本が上映される予定だ。