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 公開中の映画『相棒-劇場版II-』(和泉聖治監督)が昨年12月23日の公開初日から累計観客動員200万人を突破したことを受けて18日、都内の劇場に主演の水谷豊、及川光博など男性キャストばかり13人が集まり、大ヒット御礼舞台あいさつを行った。水谷が「フタを開けてみないとわからないと言われる映画にも関わらず、公開前から今日のスケジュールは押えられていました」と告白すると観客は大ウケ。及川は「撮影期間中から毎日のように感じていました。なんだか行けそうな気がするって思っていました」と余裕の笑顔をのぞかせた。

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 2008年に公開された劇場版第1弾は、興行収入44.4億円、観客動員370万人の大ヒットを記録。第2弾の同作も興収25億円を突破するヒットとなった。現在、放送中のテレビシリーズ『season9』も第11話までの平均視聴率が19.11%と好調で、11週連続放送日当日、全局全番組中1位を獲得している。

 そんな『相棒』シリーズだが、今後について水谷は「皆目見当もつきませんね。いつも、先を見越して綿密な計算をして作っているわけではない。今、何がいいかだけで作っている。これからも何が起こるかわからない“それ”を楽しみにしていただきたい」。和泉監督は「豊さんが続く限りついて行こうと思っている。日本では寂しいんじゃないですかね」と話を広げて観客を喜ばせたが、当の水谷が聞いていなかったというオチがつくと会場はいっそう笑いに包まれた。

 今回の舞台あいさつ付きの上映回に集まった約500人は、「今回初めて鑑賞する」に手を挙げた人はわずかで、ほとんどが2回目、3回目以上のリピーター。キャストも役衣装で登場し、おなじみの『相棒』ワールドを生で楽しんだ。そのほかの登壇者は岸部一徳、川原和久、大谷亮介、山中崇史、山西惇、六角精児、神保悟志、小野了、片桐竜次、原田龍二。