おやつにぴったりなワッフル♪ ああ、美味しそう……。
Who killed Cock Robin?
一見ごく普通のワッフルのようですが、これはそんじょそこらで買えるようなただのワッフルとはワケが違います。

これはその名も
「北海道産あずきとカスタードのバター香るワッフル」
Who killed Cock Robin? なのです、名前,長っ! 下手な脚本の説明台詞かっ!
タイトル=商品説明になっているので中身が一目で読み取れるのが利点ではあります。

ここでまず重要なのは「バター」。
私の大好きな映画「ジュリー&ジュリア」で、ヒロインのジュリー(エイミー・アダムス)がジュリア(メリル・ストリープ)のレシピを自宅で再現しながら、
「美味しさの基本はなんといってもバターだ!」
と、目覚めてしまうシーンがあるのですよ。

その気持ち、というのか舌に再現される味、よおおお~く分かりますね! ケーキとかクッキーとかパイとかのいわゆる洋菓子やクロワッサンやデニッシュなどのリッチなパンの美味しさって、要するにバターの含有量で決まるようなものですもの。パンを作る時、いわゆる食パンとクロワッサンの材料の何が違うかって、それはバターの量なんだもんね。クリームもそうだけど、乳脂肪は人類全体が求めてやまない究極の美味しさなのよ。だって「母乳」こそがほ乳類である人類の一番最初に口にする味だもん。

そのバターが商品名に含まれている。
「ジュリー&ジュリア」を見た人なら、それだけでくらっとくるかもしれない(そのぐらいジュリーがバターに夢中になるシーンにはインパクトがあったのよ)。

そして追い打ちをかけるように、「バター」の前には「カスタード」ですよ。
「カスタード」、その甘い響き。卵とミルクと砂糖の織りなす完璧なるハーモニー。全ての人間の舌をもとろかす組み合わせ(だってタンパク質と脂肪と糖と全部入ってるもんね)。

中身がカスタード(クリーム)で、生地からはバターの香りがするワッフル。でもこれって、ワッフルにしてはワリと当たり前。

当たり前じゃないのはその前で、何故か「北海道産あずき」とあるじゃないですか、これワッフルで鯛焼きじゃないのに。
Who killed Cock Robin?
おお。本当にあずきが入っておる!
白っぽく見える部分がカスタードですね。

これ、電子レンジで温めて食べるとできたて風味で美味しいんですよ。カスタードは小豆あんの中にからめとられているので暖めてもこぼれてくることないし、何よりバターの香りがひきたちますからね♪ 「北海道産」と産地が明言されているので「どこでとれた小豆よ?」的な不安からも無塩、じゃない無縁です。

テイストはリッチでもカロリーは一個169kcalとかなり控えめ。これ、中が全部カスタードクリームだったとしたら軽く200は超えるはず。「あずき」だ「あんこ」だというと甘みの強さからカロリー高く考えがちですが、実は脂肪分がほとんどないので脂肪分の多いクリームよりずっとカロリー低いのです。

甘くて、温かくて、香り高くて美味しいけど、でも太らない(たぶん。1個だけなら)。
心は温まるのに、でも懐は痛まない(1個138円)。

「北海道産あずきとカスタードのバター香るワッフル」、さすがTFTのキャンペーン用に開発された商品だけはありますよ、うん。

このポスターのあるお店でどうぞ♪
Who killed Cock Robin?

TFTの活動についてはこちら の記事でも紹介してます。


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