ナタリー・ポートマン、出産後はしばらく女優業を休業？

>公開8週目で全米興行成績が8000万ドルを突破した『ブラック・スワン』(GW公開予定)で、アカデミー賞主演女優賞の最有力候補といわれているナタリー・ポートマンは、今夏に第一子を出産した後、しばらく女優業を休業しようと考えているらしい。

「ナタリーは、この3年間で8本の映画に出演したんです。かなり働き詰めだったので、産後はゆっくり休もうと思っているようですよ。しばらく女優業を休んで、家庭生活に専念できるのを楽しみにしているようです」と、関係者が米テレビ番組エクストラ！に語っている。

婚約者のベンジャミン・ミルピエと出会い、子供を授かった同作で主演女優賞を受賞すれば、まさに人生の頂点に上りつめたタイミングで休業することになるわけだが、入れ替わりが激しいハリウッドで産休を取った場合に心配されるのは、復帰後のキャリアだ。

たとえば、ジェシカ・アルバ、ジェニファー・ガーナーは、キャリアがまさに上昇途中で出産したが、産休を取った後のキャリアはぱっとしていない。家庭生活を第一にしているのかもしれないが、『バットマン・ビギンズ』(05)でやっとヒロインの座を手に入れたケイティ・ホームズは、直後にトム・クルーズの子供を出産して女優業を休業した結果、復帰しても泣かず飛ばずの状態が続いており、ハリウッド女優といえどもキャリアと子育ての両立は難しいことを物語っている。

とはいえ、ナタリーは子役から成功を続け、既に最高峰近くまでのし上がった女優で、母になったハル・ベリーや二コール・キッドマンは相変わらずアカデミー賞主演女優賞にノミネートされているし、アンジェリーナ・ジョリーのキャリアは今さら言うまでもない状況を考えれば、休業期間が鍵になりそうだ。