eiga.com より(以下一部抜粋)

>米国の新聞各紙は8日、本公演が5回延期されているブロードウェーミュージカル「Spider-Man: Turn off the Dark(原題)」の劇評をプレビュー公演中にも関わらず掲載し、一斉に酷評した。

本公演前に劇評が掲載されるのは異例だが、本公演初日が予定通り3月15日になるのかどうかが不確かで、チケットが277ドル(約2万3000円)もすることなどから、各紙とも掲載を先送りしないことを決めたとみられる。


ニュー ヨーク・タイムズのベン・ブラントリー氏は、同作品が「情けないほど破たんしていて修復は不可能」と手厳しいコメント。「この舞台は全く愚かしく、驚きも 早々になくなる。開演15~20分後には、6500万ドルもの制作費がかかっているのにこれほど安っぽく見えるのはなぜだろうとか、あとどれくらいでここ を出られるんだろうといった疑問ばかりが浮かぶ」と述べた。


ニューヨーク・ポストは、空中パフォーマンスが「印象的」としながらも、息をのむようなシーンの後に笑いを誘うようなシーンがあったりして「一貫性がない」と評した。

また、ニューヨーク・デーリー・ニューズは「でき上がった時点でもう死んでいた」ような舞台だと酷評している。