シャルロット・ゲンズブールが妖艶な裸体を披露する衝撃作が遂に公開
Movie Walkerより(以下一部抜粋)>14歳の時に出演した『なまいきシャルロット』(85)での演技が絶賛され、世界中から注目されるようになったシャルロット・ゲンズブール。名女優ジェーン・パーキンと天才アーティストのセルジュ・ゲンズブールの間に生まれた彼女は、音楽面でも才能を開花し、歌手としても大成功。その後も女優業と歌手業を両立させながら、第一線で活躍し続ける彼女の主演最新作が、遂に日本でも公開されることになった。それが第62回カンヌ国際映画祭女優賞にも輝いた異色のホラー作品『アンチクライスト』(2月26日公開)だ。
【写真】情事にふけるふたり。この後、最大の悲劇が彼女たちを襲う
愛し合っている最中に最愛の息子を事故で失ってしまった、とある夫婦。自責の念から精神を病んでしまった妻を見かねて、セラピストの夫はふたりで山小屋に行き、心の治療を試みようとするが、事態はさらに悪化してしまう。本作はあの衝撃作『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(00)のラース・フォン・トリアー監督がメガホンを取っただけあって、全編に重苦しい雰囲気が漂う、濃厚な愛憎劇に仕上がっている。
またシャルロットも、本作にはかなり気合を入れて取り組んだようで、全裸もいとわない体当たりの演技を披露している。大木の根元で性交にふけるなど、劇中では『アンチクライスト』というタイトルにふさわしい、背徳的シーンがたっぷり描かれているのだ。その過激すぎる内容ゆえに一時は公開が危ぶまれたものの、この度めでたく日本公開が決定した。その衝撃のストーリーと共に、可愛らしい少女役でブレイクしたシャルロットが、どんな背徳的な表情を見せてくれるのかにも期待せずにはいられない。