シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> リーアム・ニーソンが、2009年にスキー事故で妻ナターシャ・リチャードソンさんを亡くしたときのことを、エスクワイア誌で詳細に語っている。

 当時、リーアムはカナダのモントリオールで映画の撮影中。ナターシャさんはモントランブレンのリゾート地でスキー・レッスンを受けていたが、傾斜 で転倒し頭を打ってしまった。特に異常を感じなかったナターシャさんはそのままホテルへ戻るが、その後頭痛が始まり、体調が悪化、病院へと運ばれた。知ら せを受けて病院へ駆けつけたリーアムはそのときの状況について、「救急へ入っていくと、70~80人の人がいた。みんな、腕を折っていたり目の周りが黒 かったり、治療を待っていた。誰も僕とはわからず、看護師でさえ僕をリーアム・ニーソンだとわかっていなかった。


妻を探して入っていこうとしたら止められたよ。携帯電話を取り出すと、警備員がやってきて使用禁止だと言われた。外は凍える寒さで、どうやって中へ入った らいいのか考えていた」とコメント。その後、二人の看護師がリーアムだと気付き、中へ入ることができたが、そこで医者からナターシャさんが助かる見込みが ないと宣告されたという。「医者たちはみんな18歳くらいの若さに見えた。そこで最悪の……本当に最悪のことを言われてしまったんだ」とつらい現実を振り 返った。


 その後、リーアムはナターシャさんをニューヨークの病院に移送したが翌日ナターシャさんは亡くなった。ナターシャさんの死後間もなく仕事に復帰し たリーアムだが、「まだ少しショック状態で、ボンヤリしていた。仕事をすることで救われたと思う」と放心状態だったことを明かした。「悲しみというのは奇 妙なもので、決して心の準備ができない。泣けば気持ちが軽くなると思うけれど、夜中に急に悲しみに襲われることがあるんだ。散歩に出ると落ち着くが、突然 やってくるんだ」と胸の内を語っている。


Who killed Cock Robin?