夕刊フジより(以下一部抜粋)

>. 今年で結成40年を迎える英ロックグループ、クイーンの偉大なる歴史を振り返る展覧会がロンドン東部にあるビール工場跡地のギャラリーで開かれ大盛況だ。

 先月25日の一般公開に先立つ前夜祭には、ボーカルのフレディ・マーキュリー(享年45)の母親、ピンク・フロイドのニック・メイソン、ローリング・ス トーンズのロン・ウッドら大物が続々と来場。展覧会では、デビュー前のブライアン・メイ(63)とロジャー・テイラー(61)が在籍していたバンド「スマ イル」時代から、5枚目のアルバム「華麗なるレース」まで初期の6年間を振り返る。

 大ヒット曲「ボヘミアン・ラプソディ」の世界初3Dビデオや、フレディがドラムをロジャーがギターを弾くという滅多に見られないリハ風景など映像コー ナーは見どころが満載。録音スタジオの再現や、フレディが実際にステージで履いたバレエ靴など貴重なグッズ500点が一堂に。

 そんなクイーンが“第2の故郷”と慕うのが日本で、ドラムスのロジャー・テイラーは「最初に正当に評価してくれ、僕らをスターのように扱ってくれた国だった」と敬意を表する。

 ギターのブライアン・メイも「日本のファンとは、特別な関係を保ちながら成長してきたと思う。そんな気持ちが僕の書いた『手をとりあって』という曲にこめられているんだよ」と熱く語ってくれた。

 日本でも「クイーン&ミュージック・ライフ展」の開催が決まった。東京・東武百貨店池袋店で、4月28日から5月5日まで開かれる。

 合わせて、ファースト・アルバム「戦慄の王女」から「華麗なるレース」までのリマスタリング盤5枚が16日にリリースされ、デビュー前のデモテープなど 貴重なボーナス・トラックが収録された特別盤も同時発売される。カップヌードルの替え歌CMも話題のクイーン。何度目かのブレークの予感-。



Who killed Cock Robin?