Movie Walkerより(以下一部抜粋)

>1970年代、特撮ヒーローものといえば「ウルトラマン」の円谷、「仮面ライダー」の東映、そして「マグマ大使」のピープロであった。そのピープロが満を 持して、当時のちびっこたちを阿鼻叫喚させ、「トランスフォーマー」の原典ではないかと囁かれつつ、現在でも熱狂的ファンを獲得している「電人ザボー ガー」を映画化。今秋、新宿バルト9ほかで全国ロードショーになることが明らかになった。既に2月にはオランダで行われた第40回ロッテルダム国際映画祭 でワールドプレミアを行い、海外のファンからも熱い声が上がった。また、3月22日(火)から27日(日)まで開催される沖縄国際映画祭でのジャパンプレ ミア上映も決定している。

【写真】敵対する秘密殺人強盗機関シグマのボス、悪ノ宮博士を柄本明が演じる

本作の主人公、大門豊役はバラエティ番組や俳優業、さらに昨年は長編映画初監督も務めマルチな才能を発揮している板尾創路が務める。

物語は2部作で構成され、「青年期の章」「熟年期の章」を経て主人公・大門豊とザボーガーの半生に渡る絆を描くドラマとなっており、板尾はその「熟年期の章」の大門豊を、青年時代は「炎神戦隊ゴーオンジャー」などで活躍中の古原靖久が演じる。

監督には、今や日本のみならず海外ですさまじい人気を誇る『片腕マシンガール』『ロボゲイシャ』の井口昇。監督自身今までの作品とはケタ違いの最高額の総製作費をかけ、この壮大なる特撮オペラに挑む。

その他のキャストには敵のシグマの総帥、悪ノ宮博士に柄本明、その手下ミスボーグに山崎真実、主人公と共に悪を追う刑事を渡辺裕之が演じるほか、宮下雄也 や佐津川愛美があっと驚く役に挑戦するという。また大門の父・大門勇を演じる竹中直人の怪演にも期待だ。往年のファンのみならず、特撮ヒーローの原点の1 つに触れたい人は今からチェックしておこう。


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