> 東電が計画停電を実施したため、コンビニエンスストアのローソンでは、停電対象となった地域の担当者が早朝から現地に待機した。
午前9時時点で大きな混乱は起きていないという。同社は日中であれば停電の中でも営業する方針で、多くの店が営業を続けたようだ。
ただ、冷凍食品などは冷凍庫が使えず、品質管理が不十分になるため販売できない。レジも使えなくなるため、携帯型の端末で精算しているという。同社は「計画停電が長期化すると販売にも一定の影響が出かねない」と懸念している。
栃木県足利市内の別のコンビニチェーンの店では早朝、急に電気が消えたが、レジが稼働するため営業を続けた。約3時間の停電中は普段なら出勤途中の来店客でにぎわう時間帯だが、客足は大幅に減ったという。
多くの店で24時間営業を行っている大手スーパーの西友は、計画停電が予定されていた地域の一部店舗で、停電中の営業を取りやめた。
サミットは計画停電が始まった14日に、対象となる予定だった地域の52店舗で一時営業を休止した。実際に停電となった店舗はなかったため、15日は停電になった店舗のみ、営業を休止するという。広報担当者は「実際は停電しなかった地域の店舗も営業を休止し、損害が出た。東京電力からは事前に連絡が何もない」と憤っている。午前9時時点で大きな混乱は起きていないという。同社は日中であれば停電の中でも営業する方針で、多くの店が営業を続けたようだ。
ただ、冷凍食品などは冷凍庫が使えず、品質管理が不十分になるため販売できない。レジも使えなくなるため、携帯型の端末で精算しているという。同社は「計画停電が長期化すると販売にも一定の影響が出かねない」と懸念している。
栃木県足利市内の別のコンビニチェーンの店では早朝、急に電気が消えたが、レジが稼働するため営業を続けた。約3時間の停電中は普段なら出勤途中の来店客でにぎわう時間帯だが、客足は大幅に減ったという。
多くの店で24時間営業を行っている大手スーパーの西友は、計画停電が予定されていた地域の一部店舗で、停電中の営業を取りやめた。
百貨店は停電の対象からはずれた都心部に店が多く、15日は首都圏の多くの店舗が時間を短縮して営業する。前日は、計画停電に備えて終日休業や一部の売り場の開業にとどまった店舗も出たが、「節電に協力する一方で、顧客の利便性も考慮する必要がある」(高島屋)と、15日は営業する店を増やした。
ただ、営業中に計画停電が行われた場合は、エレベーターなどを停電終了後に改めて点検する必要があり、すぐに営業を再開するのは難しい。各百貨店とも、自社の店舗が停電対象地域に含まれるのかどうか、情報収集に追われている。