Movie Walkerより(以下一部抜粋)

>3月11日に日本で起きた東日本大地震を受けて、昨日ワーナー・ブラザースとクリント・イーストウッド監督が、監督作『ヒア アフター』のDVD・BDの売上金の一部を寄付する意向を伝えたばかりだが、遂にハリウッド女優のサンドラ・ブロックが赤十字に100万ドル(約8000万円)を寄付したことが明らかになった。

【写真】赤十字社を通じて100万ドル(約8000万円)を寄付したサンドラ・ブロック

赤十字の代表者が、米テレビCNNに明らかにしたもので、「サンドラは、地震や津波の被災者に対し、彼女の家族を代表して100万ドルを寄付してくれました。とても感謝しています」と語った。サンドラは2010年に起きたハイチ地震でも同じ100万ドルを赤十字に寄付している。

東日本大地震の被害は、津波や地震による甚大な被害だけではなく、現在では原発の脅威が増しており、アメリカでは連日このニュースでもちきりだ。メディアは、日本人がきちんと列を作って、ガソリンや水、食料の支給を忍耐強く待つ様子や、市民らが助け合い、ボランティアをしながら生活する様子を驚きをもって報道しており、「盗難もない、世界で最も礼儀正しく、秩序ある国民だ」と絶賛している。また、2001年9月11日に起きた世界同時多発テロで、グランドゼロの復興の指揮を取ったジュリアーニ元ニューヨーク市長も、「たくさんの日本人の友人がおり、心が痛みますが、日本は素晴らしい国であり、彼らは絶対にこの悲劇を乗り越えることができると信じています」とエールを送っている。それと同時にここ数日は、日本以上に原発の危機的情報を伝えており、恐らくこの惨事は、普段はニュースを見ない国民にも伝わったことだろう。

アメリカでは、政府を中心として軍や原発の専門家など、国を挙げての協力体制を整えており、一部のミュージシャンや国民がツイッターなどを通じて援助活動を行ってきたが、ハリウッドセレブが巨額の現金を寄付したのはサンドラが初めてで、赤十字は「彼女のアクションが他にも波及することを期待しています」と語っている。



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