シネマトゥデイ

 2008年にディズニー・チャンネルで放送されたテレビ映画「キャンプ・ロック」のヒロイン、ミッチー役で一躍アメリカで大ブレークしたデミ・ロヴァートが、東日本大震災被災地への義援金として100万ドル(8,000万円)を寄付したという情報が、ABCニュースなどを含む大きなメディアで伝えられたが、どうやらその情報がデマであったことが明らかになった。

 デミ・ロヴァートは、ディズニー・チャンネルのテレビドラマ「サニーwithチャンス」に出演している現在18歳の注目の若手女優兼歌手だが、つい先日“プリーズ・ヘルプ”と記した日本の国旗のサインを掲げ、自分のファンに呼びかけながらチャリティー活動を行っていたことがロサンゼルスで目撃されていて、彼女自身も100万ドル(8000万円)の寄付したと伝えられていた。

 だが、先日までリハビリ施設に居たデミ・ロヴァートはおよそNet Worth(純資産)が3億円ぐらいとされおり彼女のその資産の3分の1を寄付していることに多くの人が疑問を抱いた。この情報源を確認したところ、その情報を流したのがセレブ系のゴシップサイト、Perez Hiltonで、彼本人がこの情報がうそであったことを認めた。

 つい先日も、17歳のアイドル、ジャスティン・ビーバーが「100万ドル寄付した」とのうその情報が出回り、ツイッターやフェイスブックなどを通して情報が拡散し混乱を招いていた。この他にも、ジョナス・ブラザーズやブリトニー・スピアーズも被害にあっているようだ。

 ちなみに、デミが日本のためにチャリティー活動をしていたことは本当で、せっかく日本のために支援してくれるセレブがいるのに、こういう形で誤報が伝えられてしまっているのは残念だ



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