『豆富小僧 3D版』が香港で上映!はるな愛「日本人は助け合って頑張っています」と日本の強さを語る
Movie Walkerより(以下一部抜粋)>京極夏彦の小説「豆腐小僧双六道中ふりだし」を原作に、深田恭子、武田鉄矢などが声優を務めたアニメ映画『豆富小僧 3D版』(4月29日公開)が3月22日、第35回香港国際映画祭の「GALA」部門にて、映画祭式典のハイライトともなる作品の一本として英字幕付き 3D上映され、はるな愛と河原真明監督が登壇した。
【写真】『豆富小僧 3D版』で狸の声を務めるはるな愛
3月11日に日本で起こった東日本大震災について、はるな愛は「現在、日本は震災の影響で大きな被害にあっています。でも日本人は心が優しくて、譲り合っ て、助け合って頑張っています」と悲痛な面持ちで語り、河原真明監督は「映画スタッフの中には、家族や関係者が震災の被害にあっている人もいます。被害に あっていない我々は元気を出して頑張らなくてはいけない」と、1000年に一度と言われる日本の危機的状況を語った。
本作について、河原監督は「日本人は昔から、目に見えないものを敬ったり、恐れたりすることを妖怪に見立てています。この映画は、小さい妖怪の少年が冒険 をする物語です。アニメーションが大好きで世界中の皆さんに楽しんでもらおうと思って、スタッフ一同、一生懸命作りました」と紹介。本作で狸の声を務める はるなは「この映画も人間と妖怪が助け合うお話です。すごく可愛い豆富小僧は、きっと皆さんに愛してもらえると思います」と、本作の魅力をアピールした。
本作の声優には、深田、武田、はるなのほかに、小池徹平、大泉洋、宮迫博之、平野綾、壇れい、松平健と、豪華声優陣が花を添えている。