名女優ジェーン・バーキンが震災復興支援のため急きょ来日、4月6日にチャリティ・コンサートを開催
シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)>女優のジェーン・バーキンが緊急来日し、4月6日に渋谷クラブクアトロにて「Jane Birkin 震災復興支援コンサート:Together for Japan」を開催することが明らかになった。
ジェーンは、1946年生まれの現在64歳。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールをを受賞した映画『欲望』で、全裸シーンに挑戦して一世を風靡す る。その後、映画監督のセルジュ・ゲンズブールと結婚・離婚し、娘のシャルロット・ゲンズブールも女優として活躍中。多くの女性に愛されるエルメスの “バーキン”は、エルメスの社長がジェーンのためにデザインしたことがきっかけでできた。
3月11日、日本を襲った東日本大震災、そして今なお人々の生活を脅かしている原発事故の問題に心を痛めたジェーンは、You Tubeを通して「大地震、津波、原発の被害に今この瞬間も立ち向かう日本の皆様へ歌を送ります」とセルジュ・ゲンズブールが1962年に発表した「ラ・ ジャヴァネーズ」(原題:la javanaise)を歌い、被災地に向けた約4分にわたる温かいメッセージを送った。日本を襲った未曾有の悲劇で彼女が胸を痛めていることは、ビデオか らも強く伝わってくる。
そしてこのほど、ジェーンは急きょ来日を決意。当日はジェーン本人がコンサートを行うほか、彼女に賛同したアーティストが、音楽や朗読などで参加 する予定だという。なお会場で受け付けた義援金は、Medecins du Monde (世界の医療団) を通して被災地の復興のために送られる。昨年3月、フランス映画祭代表団の団長として来日した際、ジェーンは「15回以上、日本に来ているのに一度も桜を 見たことがなくて。今回も見られなかったから、次は必ず桜を見に来るわ」と再来日を約束していた。それが、このような形で来日することになるとは、想像も していなかっただろう。
イベントは、4月6日、19時から22時まで渋谷クラブクアトロにて開催。詳しくはHPにて、告知する予定。