スポニチアネックス より(以下一部抜粋)

> 東日本大震災の被災地を支援するため、ジャニーズ事務所の全所属タレントが行った募金活動が3日、東京・代々木第1体育館前で最終日を迎えた。 近藤真 彦(46)や「少年隊」の東山紀之(44)、「SMAP」「嵐」ら計48人が入れ替わりで登場。来場者は期間中最高の約16万1000人を記録し、1日か ら3日間のトータルでは約38万9000人に達した。

 同事務所の災害支援プロジェクト「Marching J」の第1弾として行われた募金活動の最終日。午後6時に最後の来場者がジャニーズJrの持つ募金箱に義援金を投じた。

 舞台上で列を見送っていた近藤は「感動で少し言葉が出てきません」と興奮気味にあいさつ。「39万ものファンの皆さまに募金をいただいた」と多くの協力 に感謝を述べた上で「金額も大切だが、一人一人の熱いメッセージをまず被災地に届けたい」と思いを語り、募金額の発表が後日になることを断った。募金は全 額、子供たちのための義援金として寄付される。

 全タレントが参加した初めてのイベント。会場には連日、長蛇の列ができ、募金者は初日が10万1000人、2日目が12万7000人。日曜と重なった最終日は最高気温9度という肌寒い天候にもかかわらず、16万人を超えるファンを集めた。

 この日、初参加した東山は「皆さんの熱い気持ちを前に、目の覚める思いがした。これをきちっと伝えていくのが僕らの役目」と決意を新たにし、初日に続い て登場した「嵐」の松本潤(27)は「来場者が日に日に増えたことが、少しずつ輪が広がっている証拠なのかな」と手応えを語った。

 同プロジェクトは今後、月1回ペースでイベントを行う予定で長期的な支援を目指している。近藤は「Marching Jはスタートしたばかり。何年かか るか分からないが、タレント・スタッフ一丸となって努力していきたい」と力強く語って、3日間のイベントを締めくくった。