> 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、「十二人の怒れる男」や「ネットワーク」など社会派の作品で知られる米映画監督、シドニー・ルメット氏が9日、ニューヨークの自宅で死去した。86歳だった。家族によると、死因はリンパ腫。

 1924年6月、ペンシルベニア州フィラデルフィアで生まれ、幼少のころ家族でニューヨークに移住した。代表作のひとつで陪審裁判を描いた「十二人の怒れる男」(1957年)でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞した。