> タッキー&翼の滝沢秀明(29)が12日、東京・日生劇場で公演中の「滝沢歌舞伎2011」(8日~5月8日)の会見を行い、「東北地方には大河のロケ などで本当にお世話になった。心配。時機を見て、実際に皆さんの顔を見に行きたい。範囲は広いけれど全部行きたい」と舞台公演後にも被災地を訪問したい意 向を明かした。

 大震災でけいこが10日間遅れ、開幕後も大きな余震が頻発。余震で開演が遅れるなど、日々揺れと闘い、20%の節電をしながら舞台に立っている滝沢。「お客様の安全が一番。舞台袖には緊急地震速報に対応するスタッフが常に待機しています」と安全対策をとっているという。
 滝沢は「被災していない僕らが後ろに下がっちゃダメ。僕らが皆さんを元気づけなければ」と舞台に立つ者としての覚悟を語り、「地震で会場にいらっしゃれない方のためにも一生懸命やると決めた。『ずっと皆さんのことを見てる』と伝えたい」と演じ続ける決意を熱く話した。

 公演の目玉である「十役早変わり」では頼朝から義経、弁慶、明智光秀…とまばたき禁止の瞬間10変化を披露。「ハードで大変だけれどやりがいがある」と話していた。