ディープ・パープル&ブラック・サバスのスペシャルバンド結成 メンバーはアイアン・メイデン、HIM、メタリカと超豪華

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

>ディープ・パープルのイアン・ギランとブラック・サバスのトニー・アイオミが中心となったバンドWhoCaresが結成された。2人のほか、アイアン・メイデン、HIM、メタリカのメンバーなどから構成されたファンにとっては夢のようなバンドは、1988年に起きたアルメニア大地震がきっかけとなったチャリティープロジェクトの一環として結成された。

 音楽サイトRock AAA.comによると、イアンとトニーは、1988年のアルメニア大地震が発生した際、復興支援のチャリティープロジェクトを立ち上げており、今回の新バンド結成もその一環。とはいえ、そのメンバーの豪華さは音楽ファンならば驚くこと間違いなしで、ボーカルをディープ・パープルのイアンが務めるほか、ギターはブラック・サバスのトニー&HIMのリンデ、リズム隊には元メタリカのジェイソン・ニューステッド、アイアン・メイデンのニコ・マクブレインを擁し、キーボードは元ディープ・パープルのジョン・ロードが控えているという夢でも実現しそうにない布陣だ。

 すでにシングル「アウト・オブ・マイ・マインド(原題)/ Out of My Mind」の一部はすでにプロモーションビデオと共に公開されており、5月に海外で発売される同曲にはカップリングが1曲収録されるほか、40分のドキュメンタリー映像収録の特典ディスクが付いてくることも明かされている。上記のものはすべてPCでも配信予定となっており、収益はアルメニアに音楽学校を設立するために使われる。

 ライブでアルメニアを訪れたときに観客の熱狂ぶりに触れて、今回のバンド結成プロジェクトがスタートしたというWhoCares。英語では慣用的に「誰も気にしないよ」という意味で使われる言葉だが、それが冠されたバンドの一挙手一投足には世界中が注目している。