映画.comより(以下一部抜粋)

 人気アニメシリーズの劇場版第19弾「映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦」が4月16日、全国326スクリーンで封切られ、声優初挑 戦を果たしたアイドルグループ「関ジャニ∞」の村上信五と大倉忠義が、矢島晶子(しんのすけ役)らレギュラー声優陣ととともに東京・有楽町のTOHOシネ マズ日劇2で舞台挨拶に立った。

クレヨンしんちゃん、スパイ演じトム・クルーズ気取り

 しんのすけがスパイに大変身。ナゾの美少女・レモンちゃんとともに、悪の王国・ヘーデルナ王国に潜入し、世界の命運を握る“正義のカプセル”奪還を目指 す。村上と大倉が演じるのは、ヘーデルナ王国の屁と芋の権威ヘガデル博士の助手、ジャガー(村上)とマッシュ(大倉)。2人の参加決定により、ヘーデルナ 王国の公用語は大阪弁に急きょ変更された。

 村上は「特別な思い出になった」と大喜び。司会者から声優ぶりをほめられると、「またまたあ」と関西ノリで謙そんして見せた。大倉も、「昔から見ていた 『しんちゃん』にスクリーンで共演できて光栄」と感動しきり。初のアフレコに「最初はわからないというのが正直な気持ちだった。調子が出てくると、(ディ レクターから)『最初のほうもとり直しましょう』と言われた」と振り返った。

 一方のしんちゃんは、「2人ともそこそこ良かったよ。そんなことより、今日はきれいなお姉さんが多くてうれしい」と客席を埋め尽くした女性ファンにデレ デレで、恥ずかしそうに顔を隠すひと幕も。矢島も、「さすがに関西弁がうまいなと思いました」ととぼけた発言で、客席を笑いに包んだ。そして「あくまでオ ラが主役。この映画を見て、楽しい気分になってくれれば最高に幸せ」と堂々の“主役宣言”でアピールしていた。