毎日jp
より(以下一部抜粋)
>米国で発刊されたSFペーパーバックを対象とした「フィリップ・K・ディック賞」が22日(日本時間23日)発表され、故・伊藤計劃(けいかく)さんの長編「ハーモニー」が特別賞を受賞した。
>米国で発刊されたSFペーパーバックを対象とした「フィリップ・K・ディック賞」が22日(日本時間23日)発表され、故・伊藤計劃(けいかく)さんの長編「ハーモニー」が特別賞を受賞した。
「ハーモニー」は08年12月に早川書房から刊行された伊藤さんの長編第2作。あらゆる病気が最新技術で駆逐され、健康が当たり前になった未来社会を描いた。同作は第30回日本SF大賞を故人として初めて受賞している。
伊藤さんは1974年、東京生まれ。07年に長編「虐殺器官」(早川書房)でデビューし将来が期待されたが、09年3月に肺がんのため34歳で死去した。長編2作はいずれも文庫化されている。